皆さんは「鴨の血」をご存知ですか?

 

その名の通り、

鴨の血を抜いて固めたものなのです。

 

 

鴨の血は台湾の伝統的な食材で、

現地の言葉で

鴨血糕(ヤーシェガオ)と呼ばれています。

 

 

台湾では食における伝統の概念として

鴨肉を食べることが滋養補強だと言われています。

 

 

鴨の単価が高いということもあり、

鴨の血も無駄にせず食べていたことで

鴨血糕というものが生まれました。

 

 

日本では取り扱っているレストランが

あまりないので

日本人にとってはあまり馴染みがない

食べ物だと思いますが、実は健康にもよく

女性に嬉しい栄養素がたくさんあるんです!

 

 

今回は

・鴨の血の栄養

・食べ方

・血抜きの方法

について解説していきます!

鴨の血の栄養の効果がすごい!

鴨の血(ヤーシュェ)はその名の通り

鴨の血を固めて作られた食材です。

 

 

「すっぽんの血」や「マムシの血」のように

「血」と聞いただけで思い浮かべる方も

多いかもしれませんが、

栄養価が高い健康食なんです!

 

 

実際どんな栄養があるとか言うと…

  • 鉄分
  • ビタミン
  • タンパク質
  • ミネラル

などが含まれているのです!

 

 

血を補うと言う意味では

月経中の女性にも嬉しいですし、

便秘解消や腸のデトックスにも効果抜群。

 

 

他にも心臓の血管疾病や腎臓疾患など、

あらゆる効果が期待できます!

 

 

ただし、鴨の血は身体を冷やす食材とも

言われているので、食べ過ぎには注意ですよ!

 

鴨の血はどのようにして摂取する?

鴨の血(ヤーシュェ)は台湾料理の定番です。

 

 

見た目はレバーのようで歯ごたえがありそうですが、

意外にも食感はプルプルと柔らかいのが特徴。

 

 

血を固められて作られたものですが、

味や匂いは特にないので、

同じ台湾料理でも多く使われている

「猪血」や「豚血」に比べて

とても食べやすく、鍋に入れて汁と

一緒に味わうのが一般的。

 

 

特に鴨の血は中国料理でおなじみの

「火鍋」に入れて食べられることがほとんど。

 

 

火鍋とは?

皆さんは火鍋を召し上がったことがありますか?

 

 

火鍋(フォグォ)は中国の鍋料理のなかでも、

長い歴史がある定番料理なんです。

 

 

「火にかけて煮込みながら食べる鍋料理」

という意味があり、

2つに仕切られた鍋にお肉などの具材を

ダシの効いたスープで煮込めていただきます。

 

 

火鍋には2種類あって、

・豚骨・鶏などからダシをとった辛くない白湯(パイタン)スープ

・唐辛子や花椒などの香辛料をたっぷり入れた辛い麻辣(マーラー)スープ

がありますが、

台湾では後者が主流です!

 

 

鴨の血はプルプルとした食感はありますが

血の味もせず無味なのでスープに絡めて食べるのが一般的。

 

 

ですので、鴨の血は

麻辣スープの火鍋と相性抜群なんです!

 

 

台湾の辛い鍋料理には必ず入っていて、

スープを足してもらう時に、

一緒にお代わりすることができることがほとんど。

 

 

鴨の血の食べ方については

こちらの動画からもチェック!

鴨の血抜きの方法は?

鴨の血は見た目とはウラハラに

生臭さや血の味がしないので食べやすいと

いった特徴があります。

 

 

では、

どのように血抜きが行われて

「鴨の血」という食材が作られているのでしょう?

 

 

鴨を仕留めたら、まずは頚動脈を切って放血し、

新鮮なうちの鴨の血に

・3倍量の水

・少量の塩

これらを加えて軽く加温して固めます。

 

 

鳥の体温は人間の体温よりも高く

血液も外気に触れるとすぐ臭いがきつくなってしまいます。

 

 

なので、「新鮮なうちに」というのが重要です!

 

 

これで「鴨の血」は出来上がりです。

 

 

実は「鴨の血」の缶詰も売られていて、

このような市販品は少量のゼラチンを加えて固めていますが、

新鮮な血を使っていれば塩を加えるだけで固まるそうです。

 

 

また、冒頭にも述べた通り、

単価の高い鴨を食材として用いる際に

血すらも無駄にせず食べていたことで

鴨血糕(ヤーシェガオ)というものが生まれました。

 

先ほども述べましたが、

鳥は人間よりも体温が高いため、

血液の劣化が始まるのが早いんです。

 

 

そのため、鴨の血抜きは時間との勝負

 

 

ちなみに血を抜いた鴨の肉は、

血生臭い臭いがうつってしまわないように

素早く内臓が取り出されます。

 

 

そして内部をきれいな水で洗浄し、

残った血で肉がダメになってしまわないように

ロックアイスなどを内臓のあった箇所に

埋め込んで急速に冷却するのです。

 

 

このようなスピードを意識した

 

 

いかがでしたか?

鴨の血は見た目はレバーのようですが

血抜き後の過程での一工夫のおかげで

血生臭さや血の味を感じられないようになっています。

 

 

見た目のせいで現地の台湾人でも

食わず嫌いする人がいるようですが、

実は栄養価が高く無味無臭の食材なので

食べないともったいないですよ!

 

 

火鍋にすると他の食材と一緒に食べられるので

一度にたくさんの栄養が摂れます。

 

 

日本でも缶詰で取り寄せることができますし、

レストランもありますが、

せっかくなら本場の味を食べたいですよね!

 

 

ぜひ台湾に訪れた際は召し上がってみてくださいね!