神社に参拝しに来た際必ず目に入る絵馬。

 

色合いや素材感など神社によって

デザインが異なるものもあり

中にはアニメの聖地として観光客が

絵馬を利用することが増えてきました。

 

そんな幅広い人が利用する絵馬ですが

  • かわいいから持って帰りたい.
  • 持って帰っていいものなの?
  • 持ち帰って罰が当たることはあるの?

 

という疑問がよくあがります。

 

今回は、絵馬を持ち帰っていいのか

また絵馬を持ち帰ってしまったら

どうなるのかなどを絵馬の歴史に沿ってご説明します!

絵馬は持ち帰ることはできないの?

 

結論から言うと

絵馬を持ち帰ることは可能ですが

持って帰らない方が良いでしょう。

 

持ち帰らない方が良い理由としては

絵馬は神様に奉納したものであり

奉納した以上神様の所有している物

とされているものです。

 

ですので

持って帰らず神社にかけておいた方

が好ましいからです。

 

また、絵馬はもともと願い事を書いて

それを見た神様が願いを叶えてくれる

という言い伝えがあるため

自宅に持って帰ってしまうと願い事に

気づいてもらえないとも言われています。

 

 

旅行先でせっかく書いた絵馬を

置いていかなくちゃいけないの?

と思う方もいるかもしれませんが

現代では持ち帰ることの出来る絵馬もあるんです。

 

絵馬は持ち帰らない方が良いが、例外もある

 

絵馬は木でできているので湿気などに

弱く保管が難しいものです。

 

自宅に持ち帰ってしまうと

傷んでしまったり書いた文字が

滲んでしまう可能性があります。

 

そういった汚れは穢れと同様に

神聖な神社には遠ざけられてしまう

という意味で縁起の悪いものになってしまいます。

 

 

ただ、絵馬を家に飾っておきたいという

声も多く最近では「持ち帰り絵馬」という

少し小さなデザインのものや

神社によってその地特有のデザインが

施されている絵馬。

アニメとコラボした絵馬などもありますので

記念に持ち帰ることができます。

 

そのような絵馬を持ち帰った際も

神様への奉納物として丁重に保管し

神棚に置き、もしなければ

目の上に当たる場所に置きましょう。

絵馬の歴史・役割について

絵馬は木の板に絵が描かれたものとして

現代も神社に置かれていますが

長い歴史がありました。

 

元々古代日本では馬のことを神馬と呼び

神様が天から降りてくる時に

使う乗り物として神聖視していました。

 

そのため大願を祈願する際に生きた馬を

献上する風習がありましたが金銭的に

難しかったため、時代を超えて

代わりになった物が現在の絵に描いた馬

つまり絵馬を奉納するようになりました

 

発祥の地とされるのが京都にある

貴船神社で、貴船神社は祈止雨の社

とされており日照りには黒馬

長雨には白馬か赤馬を起こるたびに奉納していたそうです。

 

少しずつ変化している絵馬の使われ方

 

関東では五角形、関西では四角形などが

絵馬の定番の形ですが、最近では

ハート型やキャラクターの形の絵馬

など時代の流れに沿って変化しつつあります。

 

 

そういった絵馬は

フォトジェニックなスポット

として若者を中心に訪れる人が増え

神社の活性化にも繋がっています。

 

また、個人情報を保護するために

願い事や住所などプライバシーに

関わるものを隠すステッカーが出たり

アニメに出てきた神社にファンが

聖地巡礼に訪れた際、萌え絵馬や

痛絵馬などを書くのが流行るなど

絵馬のあり方も変化してきています。

 

絵馬はなぜ奉納するべきなのか??

 

なぜ絵馬は奉納するべきなのか。

大きな理由は先ほども説明した通り

古代日本において生きた馬

神様に献上する風習があり金銭的に

難しかったため代わりに絵馬を奉納するようになったというもの。

 

絵馬を持ち帰ってしまうということは

神様に献上した馬を自宅に

持ち帰ってしまうことでもあるからです。

 

神社は私たちが生活している自宅とは違い

神聖な場所であり言い換えれば

神様の自宅なので、せっかく願い事を

叶えに来てくれた神様が絵馬に書かれた

願い事を見つけられなければ

願いを叶えてくれることはありません。

 

また、願望成就において

最もやってはいけないことは

過去への執着と言われています。

 

自宅に絵馬を持って帰っていつまでも

置いているということは過去に執着

しているという意味合いにもなってしまいます。

 

思い出として持ち帰ることは

決して悪いことではないのですが

叶えたい願い事を書いた絵馬は

なるべく神社に奉納して帰ることが望ましいでしょう。

 

また、神社によっては持ち帰り厳禁

としているところもあるので

そのような決まりのある神社に訪れた際

ルールを守り、決して持ち帰らずに神社に奉納しておきましょう。

 

呪いの絵馬が奉納されている神社もある?

 

「受験が上手くいきますように」

「好きな人と両想いになれますように」

 

など、全ての絵馬にこのような

純粋な願い事が書いてある訳ではないようです。

 

縁切りスポットとして知られる神社では

恨みの対象へ呪いを込めた恐怖の絵馬

たくさん奉納されています。

 

本来はギャンブルや病気などの

縁を断ち切るために利用されていたものが

恋人や夫婦間での呪いが増えてきており

あまりにも過激な内容や個人情報を

書き込む悪意のある絵馬は撤去されています。

 

例え縁切りを願う対象が人であっても

人を罵倒したり迷惑をかけるような

内容を書かないようにしましょう。

もし持って帰ったら処分の仕方やタイミングは?

 

 

今までは持ち帰らないほうがいい。

という事を紹介してきましたが、

どうしてもという人はいますよね?

 

しかし、

神社から絵馬を持ち帰りしばらくして

処分を考えた際にどのようにしたら

良いかわからないという人が多いです。

 

神聖な神社でいただいた絵馬なので

燃えるゴミなどに投げ入れて処分・・・

というのは気が引けるという声も。

 

 

 

この場合、絵馬はお守り・お札と同じように

神社に返納することができます。

 

絵馬やお守りなどの効果、祈願成就の効果は

1年とされており、1年を超えてしまうと

効果がなくなるわけではありません。

 

しかし悪い気にやられて本来の効果を

発揮できなくなってしまいます。

 

なので、こういった効果の薄れた絵馬や

お守りなどを「お焚き上げ」という

行事で処分します。

 

お焚き上げは年末や正月に行われる行事で

神仏などの粗末には扱うことができない

ものをお寺や神社で焼いて供養します。

 

一年間守ってくれたことを

感謝してから処分しましょう。

 

お焚き上げをする場合、年末や正月

にしか回収している訳ではないので

いつでも神社に返納することができます。

 

また、人からもらった絵馬を

処分する場合はその人がくれたところの

神社に直接返納しなければいけない

決まりはなく、近くの神社でも回収してくれます。

 

 

どうしても決まった神社に返納したい

という人は郵送でも受け付けてくれる

ところもあります。

 

 

一部の神社でしか実施していない

システムなので事前に確認してから送りましょう。

 

 

絵馬を返納する際に注意しておくべき点は

神社とお寺は祀っているものが違うので

神社のものは神社に、お寺のものはお寺に

返納しましょう。

 

場合によっては失礼になることがあります。

 

結び

 

いかがでしたか?

今回は絵馬を持ち帰ることについて

お話ししました。

 

神様の奉納という意味を持つ

絵馬本来の役割を忘れてはいけません。

 

絵馬を書く際は神様に見てもらえるよう

願いを込めて書きましょう。