焚き火は法律で禁止されている? 河原や庭や公園でやるには?

サツマイモは好きですか?
家で調理するサツマイモも美味しいですが、
焚き火で焼いた、焼き芋は格別ですよね。

子供のころは、そこらじゅうで「焚き火」をしました。

しかし、近年は焚き火を見かけませんよね?

しかも、焚き火は法律違反なんて事も耳にします。
果たして法律はどう定めているのでしょうか?


焚き火は法律で禁止?


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日本には様々な法律があります。
例えば、消防法では、「焚火は禁止」とは
明記されていません。

ただ、消防法3条に、焚き火とも読み取れる部分があるので、
堂々と焚き火を出来る、というわけではなさそうです。
では、場所ごとに見てみましょう。

焚き火は河原で出来る?


出典元:https://www.papapaddler.com/photo/991122fireside.JPG
河原なら、近くに水もあるので
安心して焚き火が出来るのではないでしょうか?
それは、、、、NGです。

なぜなら、河原の管理者は「自治体」です。
その自治体が焚き火を禁止している場合があります。
河原だから自由に焚火というわけにはいきませんので、
確認が必要です。
https://books.rakuten.co.jp/rb/14283483/

焚き火は公園で出来る?


出典元:https://i.ytimg.com/vi/ln3oU2yIjhw/maxresdefault.jpg
では、公園なら広いし、焚き火が出来そうですよね。
それは、、、、NGです!

公園も河原と同様に、管理者が「自治体」です。
自治体のルールを確認しないといけません。

さらに、都市の公園には「都市公園法」があります。
都市公園法18条3号には
「公園管理者が指定した場所以外の場所で焚き火をすること」
と明記されているんです。

でも、ちょっと怒られるだけでしょ?と、お思いのあなた、
違うんです。
「10万円以下の科料あり」なんです。
つまり、罰金が科せられるんです。
これは気を付けないといけないですね。

昔は公園で、焚き火していたイメージがあるのですが、
現代では難しいんですね。

焚き火は家の庭で出来る?


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管理者が自治体ではなく、
自分、つまり自分の家なら焚き火が出来そうですよね!

法令では問題なさそうですが、
問題なのは近隣の方々です。

社会問題となっているダイオキシンを気にされたり、
煙で洗濯物が汚れるといった苦情が来たり、
トラブルになる可能性があります。

自分の敷地とはいえ、十分に注意しないと、
ご近所トラブルに発展してしまいます。

マンションなら焚き火が出来る?


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住民と話し合いが持てるマンションなら
トラブルを避けて焚き火が出来そうですよね。

ところが、マンションの管理規則に、
「禁止」と明記されていたらNGです。

管理規則なら破っても、罪にならないのでは?
ところがどっこい、
威力業務妨害罪
あるいは
民事上の損害賠償請求の対象となる場合があるようです。

マンションでの焚き火は、管理規約という法律ではない
とはいえ、十分な確認が必要のようです。

焚き火はレジャー?


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秋と冬の風物詩だった焚き火ですが、
今やレジャーとして楽しまれています。

焚き火台という商品が販売されています。
暖をとったり、
灯として利用したり、
調理したりと、キャンプで重宝されています。

おしゃれなだけではなく、
直火ではないというメリットがあります。
直火ですと土が死んでしまうんです。
自然とともに過ごすキャンプでは、
環境への配慮をもって、焚き火をしたいですよね。

キャンプの夜に
焚き火を眺め、語らいながらコーヒーを飲む。
最高に贅沢ですよね~

最後に


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北京原人の遺跡にも焚き火の跡があるように、
人類に古くから親しまれた「焚き火」
いかがでしたか?

昔は公園の落ち葉を集めて、
焚き火で処分していたのが懐かしいですね。

今では、原則禁止となり、
地方自治体が焼却することとなっています。

風物詩からレジャーへと進化を遂げました。

法律とルールを守って、
正しく焚き火をして、
火を眺めましょう。

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