サツマイモは好きですか?
家で調理するサツマイモも美味しいですが、
焚き火で焼いた、焼き芋は格別ですよね。
子供のころは、そこらじゅうで「焚き火」をしました。
しかし、近年は焚き火を見かけませんよね?
しかも、焚き火は法律違反なんて事も耳にします。
果たして法律はどう定めているのでしょうか?
Contents
焚き火は法律で禁止?
出典元:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/production.hinata.me/image/image/848453613132822461/article_pc_7526917960_258b07a1d7_h.jpg
日本には様々な法律があります。
例えば、消防法では、「焚火は禁止」とは
明記されていません。
ただ、消防法3条に、焚き火とも読み取れる部分があるので、
堂々と焚き火を出来る、というわけではなさそうです。
では、場所ごとに見てみましょう。
焚き火は河原で出来る?
出典元:https://www.papapaddler.com/photo/991122fireside.JPG
河原なら、近くに水もあるので
安心して焚き火が出来るのではないでしょうか?
それは、、、、NGです。
なぜなら、河原の管理者は「自治体」です。
その自治体が焚き火を禁止している場合があります。
河原だから自由に焚火というわけにはいきませんので、
確認が必要です。
https://books.rakuten.co.jp/rb/14283483/
焚き火は公園で出来る?
出典元:https://i.ytimg.com/vi/ln3oU2yIjhw/maxresdefault.jpg
では、公園なら広いし、焚き火が出来そうですよね。
それは、、、、NGです!
公園も河原と同様に、管理者が「自治体」です。
自治体のルールを確認しないといけません。
さらに、都市の公園には「都市公園法」があります。
都市公園法18条3号には
「公園管理者が指定した場所以外の場所で焚き火をすること」
と明記されているんです。
でも、ちょっと怒られるだけでしょ?と、お思いのあなた、
違うんです。
「10万円以下の科料あり」なんです。
つまり、罰金が科せられるんです。
これは気を付けないといけないですね。
昔は公園で、焚き火していたイメージがあるのですが、
現代では難しいんですね。
焚き火は家の庭で出来る?
出典元:https://sleeplaboratory.net/wp/wp-content/uploads/2017/01/summary-of-sound-of-bonfire02_R.jpg
管理者が自治体ではなく、
自分、つまり自分の家なら焚き火が出来そうですよね!
法令では問題なさそうですが、
問題なのは近隣の方々です。
社会問題となっているダイオキシンを気にされたり、
煙で洗濯物が汚れるといった苦情が来たり、
トラブルになる可能性があります。
自分の敷地とはいえ、十分に注意しないと、
ご近所トラブルに発展してしまいます。
マンションなら焚き火が出来る?
出典元:https://juutakudesign.com/wordpress/wp-content/uploads/8e03e2d8d738bbaa76cc73dbf0f94cec.jpg
住民と話し合いが持てるマンションなら
トラブルを避けて焚き火が出来そうですよね。
ところが、マンションの管理規則に、
「禁止」と明記されていたらNGです。
管理規則なら破っても、罪にならないのでは?
ところがどっこい、
威力業務妨害罪
あるいは
民事上の損害賠償請求の対象となる場合があるようです。
マンションでの焚き火は、管理規約という法律ではない
とはいえ、十分な確認が必要のようです。
焚き火はレジャー?
出典元:https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2015/07/01_DMA-_MG_0576B.jpg
秋と冬の風物詩だった焚き火ですが、
今やレジャーとして楽しまれています。
焚き火台という商品が販売されています。
暖をとったり、
灯として利用したり、
調理したりと、キャンプで重宝されています。
おしゃれなだけではなく、
直火ではないというメリットがあります。
直火ですと土が死んでしまうんです。
自然とともに過ごすキャンプでは、
環境への配慮をもって、焚き火をしたいですよね。
キャンプの夜に
焚き火を眺め、語らいながらコーヒーを飲む。
最高に贅沢ですよね~
最後に
出典元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/0e/%E7%84%9A%E3%81%8D%E7%81%AB%E8%8A%B1%E5%9C%92%E6%9D%91PA060832.jpg/230px-%E7%84%9A%E3%81%8D%E7%81%AB%E8%8A%B1%E5%9C%92%E6%9D%91PA060832.jpg
北京原人の遺跡にも焚き火の跡があるように、
人類に古くから親しまれた「焚き火」は
いかがでしたか?
昔は公園の落ち葉を集めて、
焚き火で処分していたのが懐かしいですね。
今では、原則禁止となり、
地方自治体が焼却することとなっています。
風物詩からレジャーへと進化を遂げました。
法律とルールを守って、
正しく焚き火をして、
火を眺めましょう。