中学高校の卒業時には、なにかと文章を
書かなければならないことが多いですね。

 

卒業生の寄せ書きや、引退、卒業する先
輩・先生方への寄せ書きなど沢山あります。

 

中でも難物なのが卒業文集です。
これは字数も多いですし、書くにはちゃ
んとした構成も必要です。

 

書くからには、読む人に
「これは面白い!」と思ってもらいたい

ものですよね。

 

それにネタ選びにも苦労しますし、書き
出しにも頭を悩まします。

 

まあ、あまり深く考えずに、思いついた
ことをそのまま並べても、面白く読める
ことも時にはあります。

 

しかし、このスタイルでは失敗すると、
なにを言いたいのかまるでわからず、
悲惨な結果になることもままあります。

 

というところで、今回は卒業文集のネタ
選びや、面白く読ませる方法、書き出し
の例文などをみてみましょう。

卒業文集のネタになる行事を紹介!

卒業文集の書き方については次項で書き
ますが、まずはネタ選びですね。

 

幸いというか、学校の行事には、卒業文
集のネタになりそうな素材がゴロゴロと
あります。

 

  1. 入学式
  2. 体育祭
  3. 学園祭・文化祭
  4. 音楽会・合唱コンクール
  5. 遠足
  6. 部活動
  7. 委員会活動
  8. クラス替え
  9. 学習発表会
  10. 通知表
  11. 社会科見学
  12. 修学旅行
  13. 卒業式

 

これだけの数があるのです。

 

「ネタがない」なんて言う人は誰ですか!

前に出なさい! 先生が叱ってあげる!」

と言われてもしかたがないでしょうね。

 

入学式

入学式の想い出で、最初に印象に残った
友人や先生の話題などもありでしょう。

 

体育祭

体育祭なら、クラス全員で勝利のために
競技に打ち込んだこととか、負けた時の
悔しさ、またこけてしまった友人のことなどありますね。

 

学園祭・文化祭

学園祭ならクラスでの出し物に何を出し
たのか、出し物を作る時の苦心談など、
幾らでもネタはあります。

 

また、どのようにしてその出し物を思い
ついたのか、などの自慢話もありでしょう。

 

音楽会・合唱コンクール

これまた、友人との想い出や口惜しかっ
たこと嬉しかったことなど、なんでもあ
りです。

 

遠足

食べたお弁当のことやとちった学友のこ
となどを思いだしてみてください。

 

それもネタになりますよ。

 

部活動

部活動は卒業文集のネタで最有力候補
でしょう。

 

これだけで卒業文集どころか、ネットの
記事1つ分位は書けると思いますよ。

 

体育系文科系を問わず、想い出の宝庫ですからね。

 

委員会活動

残念ながらこの項目は書けません。

 

委員になったことがないからです・・・

クラス替え

親しかった友人と別のクラスになった時
などは寂しいものですね。

 

逆に可愛い子と同じクラスになれば、
素直に嬉しいです。

 

そんなことを素直に書きましょう。

 

通知表

通知表については、『個人的に』触れたくありません。

 

思い出すのもいやだからです!

 

修学旅行

修学旅行なら言った先の想い出やそこで
感じた事、その土地に触れて何を思った
のかなどは、ネタとして強力です。

 

卒業式

これが最後のネタです。

 

寄せ書きのことやこの卒業文集のこと自
体に触れるのもよいでしょうね。

 

ではここまで書いたネタのどれにも該当
しない、つまりなにもない、という場合
はどうしたらよいのでしょうか?

 

「高校生活で楽しいことは特になく、部
活もしなかったし、ネタがなにもない!
うぅん・・・ どうしたらいいの?」

 

だったら、その
『なにもない』というのをネタにしたら
いいじゃないですか!

 

そこまでなにもないというのは珍しいでしょう。

 

それがネタになりませんか?

 

卒業文集で面白いと思わせるには

文章で面白いと思わせるには、色々なや
りかたがありますが、一つはオーソドッ
クスな構成法にのっとって書くことです。

 

これは一番無難な方法ですが、纏まりす
ぎて面白くないこともあります。

 

2つめは、構成も文法も無視して、
ハズレまくるやり方もあります。

 

但し、このやり方は一つ間違えばバカと
言われかねませんが、それを覚悟の上な
ら試してみるのもよいでしょう。

 

3つめは、特殊な経験や特異なネタを元
にして書く、というものです。

 

これはそのような経験やネタを
持っている人は少ないのが難ですね。

 

ここではオーソドックスな構成法による
書き方を紹介しましょう。

 

構成で良く言われるのが『起承転結』です。

 

これは古来文章の書き方の鉄則とされています。

 

起承転結は元々は中国での漢詩の構成を
指していますが、通常の文章などにも転
用されています。

 

但し、論文などの論理的文には向いていません。

 

論文などでは、パラグラフライティング
という構成法が使われています。

 

これは、まず「Aはこうである」という
主張が一番先に来て、2番目に「なぜなら
ばAはBでもなくCでもない」という根拠が示されます。

 

3番目に「よってAはこうである」という
主張の繰り返しや補強、表現の言い換え、
まとめが来ます。

 

最初に「Aはこうである」という主張
あるので、何を言わんとしているかが明
瞭でわかりやすいというメリットがあるのです。

 

ただし、論理的ではあっても情緒的には
必ずしも美しいとは言えません。

 

起承転結や序破急は、論理的構成が求め
られる文章には向いていませんが、

文芸には向いています。

 

物語の発端部分です。

 

その物語の世界観や現在の状況を読者に
伝えるものです。

 

卒業文集であれば、ネタの紹介やそのネ
タの発端部分を書きます。

 

体育祭でこんなことがあった、などですね。

 

起を承ける部分です。

 

ネタの内容をさらに詳しく紹介し、発展させていきます。

 

体育祭では○○君が大活躍・・・などです。

 

転は文字通り、そのネタの転換・変化の部分です。

 

もうちょっとで良い結果になりそうだっ
たのに、一転して・・・というところですね。

 

しかし、○○君はノリすぎて・・・というところです。

 

結は結びの部分です。

 

転の部分の変化をうまく収拾し、このよ
うに終わったと纏めるところです。

 

必ずしもハッピーエンドである必要はな
く、アンハッピーエンドでも面白ければ
よいのです。

 

例えば、ネタの体育祭での失敗も、大い
にありです。

 

卒業文集の書き出しの例文

文章を書く場合、一番思いつけないのは、
書き出しの部分ですよね。

 

書き出しに何を書くか、どう書くかを思
いつけば、後の文章はすらすらと自然に
出てくるものです。

 

ところが、その書き出しが中々出てこな
いのです。

 

書き出しのためのヒントというか、
キーワードがポンと頭に浮かべば、
後は楽です。

 

もうひとつ大事なことは、書き出しで興
味を持って貰えないと、そのまま読まな
いとか、評価が低くなったりもします。

 

まず最初に、グイと読者を掴んでしまう
ような書き出しにしたいものですね。

 

といっても、やたら刺激的な言葉や出来
事を並べればよいというものでもありません。

 

というわけで、卒業文集のための書き出
しの例文を紹介しましょう。

 

時間の経過

まず最も無難で一般的なのは、時間の
経過を振り返る書き出しです。

 

後に続く部分に、色々と応用がきく所
が便利ですね。

 

「あっという間に過ぎた高校生活・・・」

 

「長かったようで短かった高校生活・・・」

 

「高校生活を振り返って今一番思うことは・・・」

部活動

部活動の想い出も、卒業文集では定番中
の定番です。

 

部活では色々なイベントが起きますので、
本文での話題には困らないでしょう。

 

「長かいような短かいような中学校での3年間

その中でもっとも記憶に残っていることは、

やはり部活動の想い出です」

 

「高校の学生生活の中で、一番心に残って
いることはやはり部活動ですね」

 

「僕は、部活動を通して○○な
ことや○○なことを経験できました」

 

「部活動は楽しいことばかりではないけど、
それでも今心に残っているのは、
○○(部活名)のことです」

 

「3年間の部活で得たことは、
チームワークとコミュニケーションの大切さでした」

 

「学園生活でやってよかったと思うことは、
やはり○○(部活名)でした」

 

将来について

将来の夢や希望も、応用が利きますので
良いと思いますよ。

 

「就職先が決まったのでプロの仕事人として、
○○を目指しています」

 

「大学に入学して○○を専攻したいのです
○○になる夢をもってこの先は・・・」

 

「○○(仕事)になるのが長年の夢でした
今それが手の届く所まできています」

 

その他

修学旅行や文化祭、体育祭も定番ですね。

 

また、通知表を貰った時の絶望感(笑)
なども、書き出しのネタになりそうです。

 

「修学旅行の○○(地名)での想い出は、
少しだけ苦いものでした」

 

「体育祭でこけた時の恥ずかしさは、
この先一生忘れないだろう」

 

「通知表・・・ あまり書きたくない話題だけど、

○年の通知表を見た時の絶望感は・・・」

 

結び

卒業文集のネタになる行事となると、
ずいぶんとあります。

 

部活動や学園祭、体育祭、通
知表、修学旅行などが主なものですが、
どれもネタとして使えるものばかりですね。

 

これだけネタがあっても、卒業文集が書
けないということは、ありえませんよ。

 

卒業文集を面白く読んで貰うためには、
やはり構成から考えていくべきでしょう。

 

ただ、あまりにも構成に拘りすぎると、
文章の面白さにかけるかもしれません。

 

時にはハメを外すのもよいのではあり
ませんか?