食べ物・料理

キウイは体に悪いの?栄養の効果や食べ過ぎた時はどうなる?

キウイは数ある果物の中でも、最もビタ
ミンなどの栄養素が豊富と言われています。

 

しかし、ちょっと食べ過ぎると腹ぐあい
が悪くなったり、舌に痛みを感じたり、
喉がいがいがになったりもします。

 

キウイは身体に良いのでしょうか、それ
とも悪いのでしょうか?

 

日本人の果物摂取量は年々減っている
そうで、国の摂取目標を大きく下回って
いるのです。

 

ネットでは「果物」とか「イチゴ」とか
「メロン」とかの文字が踊っているのに、
俄には信じられない気もしますね。

 

でもこれは事実のようです。

 

果物には「食べ過ぎると太る」という説
と、逆に「果物を食べればやせる」とい
う説の両方があり、これまた混乱してしまいます。

 

そこで今回は、キウイは体に良いのか悪
いのか、その栄養の効果はどんなものか、
また効果的な食べ方などを見てみましょう。

キウイは体に良い悪い?

 

キウイは体に良いのでしょうか?

 

それとも悪いのでしょうか?

 

食べ物はなんでもそうですが、食べ方や
量によって、同じ食物でも良い影響があ
る場合と、悪い影響がある場合があります。

 

キウイも同じです。

 

まずキウイの悪い面ですが、
舌や喉に刺激を与える
ことがあります。

 

キウイを一度に多量に食べると、舌がぴ
りぴりとすることがあります。

 

その原因の一つは、タンパク質分解酵素
アクチニジンの作用によるものです。

 

キウイの実は食べるとヌルヌル感があり
ますが、それもアクチニジンによるものです

人の舌の表面は常に唾液で覆われていま
すが、唾液には動物性タンパク質が含ま
れています。

 

唾液のタンパク質がアクチニジンによっ
て分解されると、舌の表面が裸の状態
なり、刺激に敏感になります。

 

そのため、舌がピリピリと痛くなるわけです。

 

アクチニジンはキウイ特有の成分ですが、
タンパク質分解酵素は南国系のフルーツ
広く含まれています。

 

ですから、南国系のフルーツでは同じよ
うにぴりぴり感がでる可能性もあります。

 

キウイを食べると喉がむずむずして、痒
みに似た症状が出る人がいます。

 

その原因はシュウ酸カルシウムによるものです。

 

シュウ酸カルシウムは、
キウイの細胞の中キウイの細胞の中に含まれています。

 

食べる時に噛んで細胞が壊れると、シュ
ウ酸カルシウムが外に出て、舌や喉に付着します。

 

それがむずむず感の原因です。

 

尚、このぴりぴり感やむずむず感は、人
によって大きな違いがあり、あまり感じ
ない人と、かなり敏感に感じる人がいます。

 

果物の中でもキウイは
アレルギー症状を起こしやすい果物
と言われています。

 

人によっては、触っただけで手が赤く
なってじんましんになったり、吐き気や
腹痛に襲われたりする場合があります。

 

危険なのは、アナフィラキシーショック
で、血圧が急激に低下して呼吸困難にな
る場合さえあります。

 

アナフィラキシーとは、食物アレルギー
により2つ以上の症状が同時に起こる場
合を言います。

 

例えば、じんましんと嘔吐、あるいは血
圧降下と喘鳴などで、時には
生命に危険が生じることもあります。

 

キウイには、タンニンも多く含まれてい
ますので、敏感な人はタンニンによる刺
激感が出る場合もあります。

 

キウイを食べて具合が悪い時には、

  • 切る回数を減らす
  • 熱を通す
  • 口をすすぐ
  • 品種を選ぶ

などの対処法があります。

 

キウイを切ると細胞が壊れるので、細胞
内に含まれているシュウ酸カルシウムが外部に出ます。

 

ですから、細胞を傷つけないように切る
回数を減らせば、シュウ酸カルシウムが
外に出にくくなります。

 

アクチニジンなどの酵素は熱に弱いので、
加熱によって酵素の効果は少なくなります。

 

口をすすげば口内の酵素などを洗い流す
ので、刺激は少なくなります。

 

品種を選ぶのは案外有効なようですね。

 

アクチニジンはキウイの品種によって、
含有量に大差があるのです。

 

1番多いのがグリーンキウイで、ゴール
ドキウイやレインボーキウイには、殆
んど含まれていません。

 

と、悪い面ばかり書きましたが、食物に
限らずデメリット面はなんにでもあります。

 

それにキウイの悪い面の症状は、誰にで
必ず出るというものではありません。

 

むしろ、このような症状が出る人の方が
遙かに少ないと思います。

 

そして良い面については、次項で書きましょう。

キウイの栄養の効果は?

キウイの栄養素にはこんなものがあります。

 

  1. ビタミンC
  2. フィトケミカル
  3. 食物繊維
  4. アクチニジン
  5. カリウム
  6. 果糖

ビタミンCは細胞の活性化や免疫力アップ
に効果的なビタミンです。

 

細胞が活性化される事で、肌の潤いが得られます。

 

免疫力のアップにより、風邪やインフル
エンザといった多くの病気や症状の予防にもなります。

 

また、シミやシワ、そばかすなどの対策
としても定評のあるビタミンです。

 

食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、
腸内の働きが促進され、便秘が改善されます。

 

食物繊維は、腸内の毒素や老廃物の排出
を促進するので、「快腸」となるのです。

 

前項でもふれたアクチニジンは、
グリーンキウイに多く含まれています。

 

タンパク質分解酵素として、肉や魚の蛋
白質を分解する働きがありますが、デメ
リットとして舌や喉の不快感がでる場合もあります。

 

フィトケミカルはキウイに含まれている
ポリフェノールの一種です。

 

フィトケミカルは強い抗酸化作用があり、
体内の活性酸素を除去したりします。

 

カリウムはむくみ解消に役立ちます。

 

果糖は糖の一種ですが、蔗糖やブドウ糖
より血糖値が上がりにくいという、特徴
があります。

 

そのため、肥満防止には大きな効果があります。

 

キウイ100gあたりのカロリーは、
50~60calとなっていて、比較的低カロリーです。

 

糖質は100gあたり10~13gとこれも低めで、
しかも果糖なので肥満しにくい糖分です。

 

糖質を取りすぎるのは肥満の元と言われます。

 

食事をすれば血糖値が上るのは当然のこ
とですが、血糖値の上昇自体が悪いわけではないのです。

 

食後の血糖値が急激に上るのが、「食後
過血糖(血糖値スパイク)」という現象です。

 

これにより、体内では血糖値を下げよう
インスリンが分泌されます。

 

インスリンは余分な糖を脂肪として溜め
る働きをします。

 

ところが、血糖値が急上昇・急降下する
とインスリンがうまく作用しなくなってしまいます。

 

食事をした直後でもまだ空腹のような気
がして、さらに糖質を食べたり、その結
果が肥満に通じるということになります。

 

しかし、果物の果糖は血糖値が上がりにくい
ので、肥満防止には果物がよい、と
いうわけなのです。

 

また、キウイの食べ過ぎは極端に多くな
ければ、特に問題はありません。

 

但し、前項で書いたようにアレルギー体
質の人の場合は、少量に止めた方がよいでしょうね。

キウイの効果的な食べ方は?

フルーツ類は朝食にとるという人が多いようですね。

 

しかし、キウイの場合は、効果的な食べ
方は夜食べるのが最も良いのです。

 

夕食後のデザートか寝る前1時間位が、
最適と言われています。

 

その理由は、午前0時あたりが、最も
腸の消化活動が活性化する時間帯だから
なのです

この時間帯に食べたキウイは、アクチニ
ジンというタンパク質分解酵素により、
夕食の肉や魚の蛋白質が吸収されやすくします。

 

キウイを食べる時には、コップ1杯の水
一緒に飲むと、アクチニジンの効果がさ
らに高まります。

 

また、キウイのタンパク質分解酵素は、
冷やすより常温の方が働きが活発にな
りますので、夜のキウイは常温で食べましょう。

 

さらには、キウイに多い食物繊維の働き
で、腸内の清掃活動が行われ、便秘も改
善されのです。

 

結び

キウイを食べると舌がぴりぴりしたり、
喉がむずむずしたりする人がいます。

 

舌のぴりぴりは、タンパク質分解酵素
のアクチニジンによるもので、喉のむ
ずむずはシュウ酸カルシウムによるものです。

 

もちろんこれは一部の人だけにある現象
で、全ての人に起こるわけではありません。

 

それに、アクチにジンは肉や魚の吸収を
助ける効果がありますので、善悪両面の
作用があるのですね。

 

キウイには、ビタミンC、フィトケミカ
ル、食物繊維、アクチニジン、カリウ
ムなどの栄養素が豊富に含まれています。

 

しかも、そのカロリーは、
100gあたり50~60calと、
かなり低カロリーなのです。

 

特に夜キウイを食べると、消化吸収の助
けになり、肥満防止にも役立つそうですよ。

 

みなさんも、夜のキウイ1つでダイエッ
トしてみませんか?