お化け屋敷、いいですねえ。

 

自分が体験するのも楽しいですが、自分でもこのように文化祭などの来場者を怖がらせてみたい、と思う人は多いはずです。

 

怖がらせ驚かせに頭を捻り、こんなことをしてみたら、あんなこともやってみたいとアイデアを絞り出す。

 

そしてお客さんの黄色い(或いはどす黒い(笑))悲鳴!

 

それを聞けばこれまでの苦労もどこかへ吹っ飛び、次ぎはこんなこともやってみよう、などと考えたりします。

 

というわけで、今回は文化祭などでのお化け屋敷の内装の作り方や、怖く見せるコツ、さらには仕掛けの材料の紹介などを考察します!

お化け屋敷の内装で怖くさせる方法は?

ではどうすればお客さんは怖がってくれるのか?

 

まずは、コンセプト企画とそれに制限です。

 

どんな恐怖をどんなシチュエーションで与えるのか、怖がらせはそこから始まります。

 

文化祭などでは、広さやコストその他色々な制限があります。

 

プロのお化け屋敷と同じことはできませんので、プロのお化け屋敷と同じものをと願うのは無謀です。

 

特に会場の大きさは、決定的に違いますので、短いコースでの恐怖の与え方を考えねばなりません。

 

もっとも、講堂などの広いスペースを使う許可がおりれば別ですが、そのようなケースは普通ではまず無理でしょうね。

とはいえ、プロの怖がらせのアイデアは、大いに盗むべきでしょう。

恐怖とは何か・未知なる恐怖

恐怖とは何か、人はどんな時に恐怖を感じるのか。

これはいろいろなシチュエーションが考えられますが、一番強烈で単純なケースでは、

未知、知らないもの

がある時でしょうね。

 

例を挙げれば暗闇です。

 

暗黒状態では人は周囲の状況がわかりません。

 

そこに何がいて何があるのか、まるでわからないのです。

 

既知の恐怖

未知でなくても怖いものはあります。

 

たとえば、凶暴な野獣の前に只一人素手で立っている時や、悪意有る人間に銃を突きつけられた時などですが、これは結局『死』に対する恐怖です。

 

高所から下を見下ろした時に感じる恐怖感も、同じです。

 

ここから落ちたらどうなるか?

つまり死に対する恐怖です。

こうして考えると、殆どの恐怖は未知への恐怖だと言えるでしょう。

 

ではお化け屋敷での恐怖は、どう作ればより怖がらせることができるか?

 

それは未知への恐怖を煽ることです。

暗闇

暗闇は未知の代表的の一つです。

周囲がわからない、何がいるかもわからない、何が出てくるのかもわからない。

窓にはアルミホイルを水で濡らして貼り付け、目張りもします。

その上から黒い布で蔽えば、まず完璧でしょう。

迷路

そちらには行けない、こちらにも行けない、どちらに行ったら良いのかわからない。

 

この迷路も又恐怖の一つです。

 

そのために机を積み上げて壁を作ります。

 

但し、あまり何段も積み上げると崩れた時に危険ですので、2段当たりが限界でしょうね。

 

机には段ボールなどで隙間を防ぎ、黒いビニール袋などを貼り付けますが、机を固定するローブなども必要です。

 

又、迷路でのアイデアも色々とあるようです。

右まわりのコース

人間は右利きが多いので、右足での歩幅が広くなり、歩く時には自然と左寄りになります。

なので大半の人は右まわりは苦手で、不安感が生じます。

これを逆手にとって、

右まわりのコース

を作ります。

トンネル

姿勢を低くしてトンネルをくぐるのは、普通の状態でもなにがしかの不安感がありますよね。

まして暗く狭い迷路でのトンネルは、行く手に何があるのかわからず、恐怖感を煽ります。

机や段ボール箱で短いトンネルを造り、くぐっている最中に効果音を使うなどすれば、効果的に恐怖を与えられます。

視界を遮る

遮光カーテンや黒いビニ袋を貼り合わせたもので、視界を遮るのも有効です。

先には何が待っているかがわからないと、恐怖は一層強くなります。

来場者参加型お化け屋敷

「このお札は神聖な厄除けですので、奥の神社に納めてください」

「この人形は呪いがかかっていますので、●●の場所に置いてきてください」

などなどの任務とアイテムを、参加者にお願いして、その途中にアイテムと任務にちなんだ仕掛けをするのも面白いでしょうね。

怖がらせのアイテム

以下はその怖がらせのアイテムの一例です。

意味不明の文字列の列挙(どこの国の言語でもないインチキ外国語もあり)

壁に血の色の手形

切断された手

蜘蛛などの昆虫類

蜘蛛の巣

ホラーマスク

ナイフなどの刃物

残虐事件の煽り記事を貼り付ける

多数の人の顔を並べる

マネキンを寝かせて布をかぶせ、ごく一部(たとえば足)だけが見えるように置く

ロッカーや箱にマネキンを入れ、ごく僅かしか開かないようにして置く。 その際には指先などの一部に血がついていればなおよし

これ以外にも色々と考えられますが、実際に自分が暗い迷路の中で、どんなものが見えたら怖いかを、想像してみてください。

効果音と光

効果音と光も、恐怖感を強めるには欠かせない小道具です。

これは映画やドラマ、或いはホラーゲームなど見れば、こんな音響を使えばと思いつくことでしょう。

映画ならばエイリアンやIT、ゲームならばDead spaceやサイレントヒルなど、幾らでも好例があります。

以下その一例です。

なにかの置物などに、急に光を当てる

いきなりストロボを光らせる(お客さんには向けないこと)

笑い声

ドアの開け閉めの音

悲鳴

読経

怖くさせる内装の作り方を紹介!

前項で紹介した怖がらせのアイテムなどをご紹介します。

切断された手

ちょん切られた右手です。

指紋や皺にまでこだわった、非常にリアルな手なのです。

サイズも普通の大人の手と同じで、これがいきなり上から降りてきてスポットが当たったら、真っ暗闇の中のお客さんはどっきり!

自宅での普段のインテリアとしては、決してお勧めいたしません。

 

蜘蛛

蜘蛛は蜘蛛でもこの蜘蛛は只の蜘蛛ではありません。

この巨大蜘蛛は、サイズがなんと30センチもあるのです!

しかも、腹に両面テープなど貼れば、壁や天井に張り付けることもでき、そこにいきなりスポットが当たったら・・・

女性のお客さんは悲鳴を上げるでしょうね。

クモの巣

こちらはポリエステル綿のクモの巣です。

蜘蛛も4匹ついていて、上記の巨大蜘蛛と組み合わせれば、恐怖の効果も倍増!

くもの巣 ハロウィン 装飾 飾り お化け屋敷 蜘蛛の巣 60g

 

ハイハイゾンビ

これはいささかゲテモノのたぐいとなりますが、音や震動に反応して、20秒ほど這い回り、しかも不気味な声まであげます。

その上、眼が赤く光ったりもするのです。

真っ暗な迷路、人が倒れています。

なんなのかと近寄って肩を揺すると、恐ろしい声を上げてこちらに這い寄ってくるではありませんか!

 

ナイフ

全長が58センチもある、大型のなたのようなナイフです。

しかも、錆がういているのが妙にリアルで、恐怖感を煽ります。

コスチュームや他のアイテムと組み合わせるのもよさそうですね。

 

クレイジー・ブッチャー吊り下げ人形

不気味なクレイジー・ブッチャー吊り下げ人形です。

電池式で目が赤く光り、腕が動いたりもします。

腕のサイズは約71センチ、吊り下げた時のサイズは約94センチもあります。

学割対象品ですよ!

 

ゾンビホラーマスク

身の毛がよだつほど崩れた顔のゾンビマスクです。

迷路の暗闇の中で、このマスクに出会ったら・・・

女性なら悲鳴を上げ、男性なら失禁・・・はしないかも知れませんが、ドッキリは必至です。

ゾンビ風のメイクと衣装を組み合わせれば、効果は100倍!

 

網袋入り骸骨

頭蓋骨を6つもネットバッグにいれた商品です。

1個の大きさは約9センチで、電池などは不要です。

曲がり角やトンネルを出た直後の所にぶら下げておけば、お客さんは腰を抜かすかも知れませんね。

 

ドアプレート

Toxic(毒)、Dead Zone(死の地帯)、Enter if You Dare(勇気があるなら入れ)の、3枚組のドアプレートです。

迷路の他のゾーンに移るドアノブに下げておけば、効果満点!

サイズは縦32センチ、横48センチとかなり目立ちます。

 

結び

文化祭の呼び物イベントでもあるお化け屋敷。

自分でも文化祭などで来場者を怖がらせてみたい、と思う人は沢山いるでしょう。

しかし、お化け屋敷を実際にやるとなると、色々と難しい点があります。

内装の設営はどうしたらよいのか、どんな仕掛けを入れるか、仕掛けの内容はどんなものにするかなど、悩みはつきません。

そこで今回は会場の内装設営や、怖くするための仕掛けなどを説明してきました。

最後に一つ大事な点は、お客さんが怪我をしたりすることが、絶対にないようにすることです。

例え、それが制作者側の責任でなくても、お客さんになんらかの被害があれば大問題となりますので、この点だけは十分気を配ってくださいね。