ほんのりした甘さと
ホクホクしっとりの舌触り。

 

初秋の味覚である栗は、
そのままたき火に放り込んで、
爆発を怖がりながら焼き栗にしていましたね。

 

焼き栗以外にも、栗ご飯も激うまですし、
マロングラッセ始めお菓子の素材としても珍重されています。

 

栗で一つで困ることは、虫がいることが多いことです。

 

どの栗に虫がいるかは、
外見だけでは中々わからないのです。

 

そこで今回は、
水を使ったよい栗の見分け方や、
さらによい栗を見分ける方法などを調べてみました。

栗は水に浮くのがよい栗?

良い栗の見分け方は、
まずは目でざっと調べます。

 

穴が開いていれば、
穴の大小にかかわらず
それは虫食いですので食べられません。

 

虫食い栗は中身が腐っているからです。

 

もう少し確実な見分け方としては、
水を使う方法があります。

 

それでは水を使った簡単な
栗の見分け方を紹介しましょう。

 

大きめの器に水をはり、
栗を入れます。

 

水に沈む栗はOK、浮いてしまった栗はNG

 

たったこれだけです!

 

但し、1度にあまり大量の栗を投げ込むと、
浮き沈みが見分けられないことも
ありますので、ご注意を!

 

そして浮いた栗は捨てて
沈んだ栗だけを食べるようにします。

 

但し、この判別法でも100%の確度で
栗の善し悪しを判別できるとは限りません。

 

乾燥している栗や、元々比重の軽い栗も
水に浮いてしまうため、
浮き上がった栗が全て虫食いとは
言えないこともあるからです。

 

さらには虫食いの程度が軽いと、
水には浮かず沈むこともあるので、
浮き沈みだけでは決められない場合もあるのです。

 

さらに良い栗を見分ける方法は、
後の項で紹介いたします。

なぜよい栗は水に沈むの?

ではなぜ良い栗は
水に沈むのでしょうか。

 

栗は硬い皮に覆われているので、
通常は栗の中には空気は入っていません。

 

しかし、栗を虫が食うと穴が開きます。

 

それが目では見えないほどの
小さい穴でも、そこから空気が入り、
結果として比重が軽くなって
水に浮くというわけです。

 

また、この虫食いの穴は、
元々栗の中にいた虫が
外に出る時にも開けることがあります。

 

もう一つ、
平らな所に栗を置いておくと、
白い粉が出てくる栗があれば、
それは虫食いによるものです。

 

これは栗の中にいた虫の卵が、
幼虫になって活動し始めたので、
白い粉は栗を食べた虫の
排泄物だそうですよ。

 

元々栗の中にいた虫とは、
栗が実となる前に、
花の段階で卵として中に入ったものです。

 

栗は虫の卵を入れたまま実となっていきます。

 

そのようなわけで、
栗の穴は外から虫が喰った場合もあり、
元々は行っていた虫が、
出て行く時に開けた穴の場合もあるわけですね。

 

また時には、穴が開いていないのに
水に浮いてしまう場合もあります。

 

このような場合は、
栗の中で虫が食べたため、軽くなったこともあるそうです。

 

では、栗に入っている虫は
食べても大丈夫なのでしょうか?

 

結論から言いますと、

全く問題ありません。

 

栗にいる虫は、
クリシギゾウムシやクリミガという虫です。

 

これらの虫は、動物性たんぱく質が豊富で、

食べると美味しい!

のだそうですよ。

 

東南アジアではこれらの虫を
美食として好んで食べる国もあるそうです。

 

蛋白質が足りないよという方は、
1度食べてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、自然の栗の90%近くには、
虫の卵が存在するそうです。

 

栗にいる虫そのものは、
食べても害はないそうですが、
栗を入手したら、
まず目視と水に浮かべて選別、
合格した栗でも
即加熱しておいた方が良さそうですね。

 

尚、フランスのサバトン社は、100年以上も
100年以上も栗のマロンを製造していますが、
サバトン社でも栗の選別には
水を入れたタンクに栗を投入し、
浮かんだ栗は廃棄し、
沈んだ栗のみで製品を作っているそうです。

よい栗を選ぶ見分け方は?

栗の選び方として、
幾つかのポイントがありますので、
要注意のものを書いて見ましょう。

 

  • 栗が水に浮いた場合は、虫が入っている可能性大
  • 皮が黒ずんでいたら虫の食害あり
  • 川に穴が開いていたら、虫が入ったか出て行った跡
  • 白い粉があったら、虫の排泄物の可能性あり
  • カビがついている
  • 栗の実の平らな部分がへこんでいる

 

これらのどれか1つでも該当すれば

その栗は良いものでない可能性が大です。

 

逆によいものを見分ける方法としては、

  • 手に取って見てずっしりと重いもの
  • 実が丸くふっくらした感じのもの
  • 皮に光沢がありみずみずしいもの

などがあります。

 

白い粉ですが、これを調べるには
栗を水に浸し、水気をよく切った後
白い紙の上に置いて、
そのまま30分から1時間程度
放置します。

 

その後、紙を確認して

白い粉を吹いている栗は

虫にやられています。

 

栗の保存法としては、
栗拾いで取ってきたら、なるべく早く
80度程度のお湯に数分つけ、
その後乾燥させてから
ビニール袋などで保存します。

 

但しこの袋は密閉しない方がよいようですね。

 

結び

栗の見分け方としては、
水に浮く栗は虫に食われている
可能性大です。

 

しかし、水に沈んだ栗でも
必ずしも良い栗とは限りません。

 

逆に水に浮いた栗でも
良い栗とは言えなくても
十分食用になるものもあります。

 

その他白い紙の上に
栗を置いておく方法、
あるいは外見で判断する方法など
今回はその良い栗の見分け方を
書いてみました。