『さつまいも』という言葉を聞いて、
皆さんは何を連想しますか?

 

私はやはり

『プー!』

ですね。

 

ことほどさように
さつまいもとおならは切っても切れない縁があります。

 

医学的にもさつまいもは
おならの原因となると言われているのです。

 

しかし、さつまいもが原因の
おならは、殆どの場合臭くないのです。

 

つまり害のないこと屁の如しということですね。

 

むしろ出るべきものは
出してしまった方が良いとされているのです。

 

というわけで、今回は

「さつまいもを食べておならをしよう!」

をスローガンとして、
さつまいもでおならが出る原因や、
その匂いを抑える方法などを考察します!

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さつまいもを食べるとおならは出るの?

まず、さつまいもを食べると
おならは出るのかという疑問ですが、

「出ます!」

というのが答えです。

 

さつまいもの主成分はデンプンですが、
そのデンプンのおよそ30%は
アミロースという糖が鎖状につながったものです。

 

このアミロースは
消化酵素では完全に分解できず、
腸内の細菌によって分解されますが、
その際に出るガスがおならの正体なのです。

 

というわけで、
さつまいもを食べておならが出るのは
必然ということになります。

 

そして腸内の細菌には
善玉菌のビフィズス菌と、
悪玉菌のウエルシュ菌などがあるのですが、
さつまいもを食べると

ビフィズス菌が増加する

とのことなのです。

 

これが腸の状態改善につながるのですね。

 

なお、健康な人では通常1日平均13回ほど
おならをするそうですが、
さつまいもを食べると20回前後もプーをやります。

 

通常の約1.5倍程の回数になりますが、
それも腸の活動が活発になるためなのでしょうね。

 

しかも、さつまいもを食べて出るおならは
臭くないのが普通です。

 

腹ぐあいが悪い時に出るおならは、
非常に臭いのに、
なぜさつまいもを食べて出るおならは
臭くないのか、それについては次項で詳しく書きます。

 

それでは、日本で一番
プーが多い所はさつまいもを食べている所は
どこでしょうか?

 

さつまいものの消費量は、
日本全体では1年に

100万トン!

もあるそうです。

 

これをさつまいもの個数に換算しますと
なんと30億個にもなります。

 

一人当たりでは年に23個もさつまいもを食べるのです。

 

もっともこの量では、
普通に食べる以外に
焼酎用、でん粉原料用、加工食品用、飼料用
などに使用されるものが過半数で、
直接食用とされるのは40%程度なのです。

 

日本のさつまいも消費量のベスト3は、

金メダル 徳島県

銀メダル 茨城県

銅メダル 鹿児島県

となっています。

 

「さつま」というので
鹿児島県がさつまいも消費量の
ゴールドメダリストかと
思っていたのですが意外でしたね。

 

さつまいもについては、
こちらの記事でも書いています!

さつまいもの食べ過ぎは便秘、下痢で腹痛になる?太ることもある!

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おならが出る原因となぜそう言われるの?

さつまいもとおならは
切っても切れない縁があります。

 

さつまいものおならは臭いというイメージがありますが、これは間違いです。

 

おならには、発酵型と腐敗型の
2つのタイプがあり、ガスの成分やにおいが異なるのです。

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発酵型のおならとは、
ビフィズス菌などの善玉菌が
炭水化物や食物繊維を分解して発生するガスのことです。

 

この発光型のおならの成分は
大半が炭酸ガスで、それに微量のメタンガスなども含まれています。

 

これらのガスにはにおいはほとんどありません。

 

但し、音は大きいので、これが

プー

と言われるゆえんですね。

 

腐敗型のおならは、
悪玉菌のウエルシュ菌など分解されて発生するガスです。

 

主な成分は
インドール、スカトール、硫化水素などで、
これらのガスは強い悪臭があります。

 

但し、発酵型より音は小さいのが普通で、
いわゆるすかしっ屁と言われるものですね。

 

そういえば、大分前の落語でしたか、

「へにはブースーピーの3種あり。

ブーは音高くして匂い低し。

スーは音低くして匂い強し。

ピーは実の出る恐れあり!」

などというのがありました。

 

先々代の林家三平さんだった
かも知れませんが、
的確におならの状況を分析していますね。

 

人間の腸には通常200mlほどのガスがたまっています。

 

このガスが増えすぎると出るのがおならやゲップなのです。

 

おならの成分は、
窒素や水素、二酸化炭素、メタン、
アンモニア、硫化水素、スカトール、
インドール、脂肪酸、アミンなどです。

 

これらの成分分析をした機関はどこだと思いますか?

 

なんとあの『NASA』なのです。

 

おならと宇宙研究はどんな関係があるのでしょうか。(笑)

 

確かにさつまいもを食べると
おならは多く出るようです。

 

その理由は、
さつまいもには、食物繊維が多く含まれています。

 

この食物繊維は
人間の消化酵素では消化できないため、
腸内細菌の栄養源になり、
腸内発酵を活発化させます。

 

さつまいも以外でも、
食物繊維を多く含む食品は、
おならが多くなるようですね。

 

しかし、さつまいもを食べた時に
発生するガスは、

炭酸ガスが主

ですので、

匂いはほとんどありません。

 

臭いおならの原因は、
アンモニアやスカトール、インドールです。

 

これらは腸内の悪玉菌の
ウェルシュ菌などが、動物性のたんぱく質を分解した時に発生します。

 

スカトールは『スカトロ』などの
言葉があるように、糞便の匂いの元なのです。

 

また、ネギなどを食べた時に発生する
硫化水素も、臭いおならの原因となります。

 

このようなわけで、今回のスローガンを

「さつまいもを食べておならをしよう!」

に決定したのです!

抑える方法はあるの?

それではさつまいもを食べても
おならを抑える方法はあるのでしょうか?

 

あります!

 

それはさつまいもを食べる時には、

皮ごと食べる

のです。

 

さつまいもの皮には
ヤラピンという消化酵素が含まれていて
さつまいもの消化を助けています。

 

しかもヤラピンには、
ポリフェノールも豊富に含まれているのです。

 

さつまいもを食べると
おならが多くなる原因のひとつが、
消化に時間がかかるということなのです。

 

消化に時間がかかると、
増えた腸内細菌がガスを発生させやすいので、
消化にかかる時間を短縮すれば
おならを抑えるには効果的ということですね。

 

なのでさつまいもを皮ごと食べて
ヤラピンを取れば、おならを抑えることにつながります。

 

とはいえ、おならゼロにはなりませんが、
回数や量を減らすことはできます。

 

しかもさつまいもの皮には
ヤラピン以外にもカルシウムやビタミン、
抗酸化物質であるアントシアニン
(ポリフェノール)なども
含まれていますので、一石二鳥!

 

結び

さつまいもの代名詞である『プー』は
いわば必然なのです。

 

むしろプーがあるからこそ
さつまいもは健康食品とさえ言えます。

 

幸いさつまいものプーは
音は高いが匂いは低く人畜無害です。

 

しかも、さつまいもを
皮ごと食べることで
ある程度おならを抑えることもできますよ。

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