マインドコントロールという
恐ろしい技術があります。

 

何らかの手法や薬品により、
他人の意志を操り、
こちらの意志のままにする技術です。

 

非常に高度な技術なのですが、
それができる虫が
それも複数いるのです。

 

ハリガネムシもその一つで、
あのどう猛なカマキリに寄生して、
カマキリを操って入水させてしまいます。

 

なんともおっかなく凄い虫ですが、

そのハリガネムシは人間にも寄生する!

という噂もあります。

 

そこで今回は、
ハリガネムシのカマキリの殺し方や、
人間にも寄生するのかなどを調べてみました。

スポンサーリンク

ハリガネムシのカマキリの殺し方がすごい!

ハリガネムシの一生

ハリガネムシは、
体長数cmから1m、直径は1~3mmと細長く、
文字通り針金のような形をしています。

 

ハリガネムシの雄雌が出会うと、
巻き付き合い、オスは二叉になった
先端にある孔から
精泡(精子の詰まった泡)を出し、
メスも先端を開いて精泡を吸い込み受精します。

 

卵は糸くずのような卵塊となっています。

 

1、2か月かけて卵から孵化した幼生は、
水生昆虫が取り込むと、
身体の先端に付いたノコギリで
腸管の中を進み、
腹の中で『シスト』の状態になります。

 

シストは殻を作って休眠した状態で、
-30℃の冷凍しても死なないそうです。

 

やがて成虫になったハリガネムシは

宿主の脳にある種のタンパク質を注入し

宿主を操作して水に飛び込ませ、宿主の尻から出て行きます。

 

その後は、池や沼、
流れの緩やかな川などの水中で
生活し、交尾・産卵を行います。

 

水生昆虫以外にもイワナの内臓に
寄生することもあります。

 

ハリガネムシのマインドコントロールとは?

 

ハリガネムシに寄生された生物は、
生殖機能を失い、
その上自分の意志とは関係なく
水に飛び込むよう誘導されてしまうのです。

 

これらの生物は昆虫類が大半ですが、
当然水の中では生きていけません。

 

なのに、無理やりに自殺を強要されるわけです。

 

これがマインドコントロールの恐ろしい点です。

 

ハリガネムシの幼生はカマキリの体内で
数センチから1メートル前後にまで成長し、
繁殖できるようになります。

 

しかし、泳げないカマキリは
水に入るのなどまっぴらです。

 

それを無理やりに入水させるために
ハリガネムシはある種の蛋白質を
カマキリの脳内に注入するのです。

 

そして、あわれな宿主が水に入ると
(入らせられると)、成虫になった
ハリガネムシは用無しになった
カマキリの尻から這い出るのです。

 

こわ~~!

 

ではハリガネムシはどうやって
そのマインドコントロールを行うのでしょうか。

 

カマキリの脳に注入する物質は、
今の所成分の解明はされていないようです。

 

しかし、
他の生物に自身が望まない行動をさせる
生物は、カミキリムシ以外にも何種か存在します。

 

それはまた後で紹介するとして、
本題のハリガネムシはどうやって
カマキリを入水自殺に追い込むのかです

 

フランスでは、2002年にある実験が行われました。

 

それはコオロギを使っての研究で、
ハリガネムシに寄生されたコオロギと
寄生されていないコオロギの比較研究でした。

 

Y字に分岐する迷路のような道を作り、
出口には水を置いてある道と、
水がない道の両方を作っておきます。

 

ハリガネムシに寄生されたコオロギを
その迷路を歩かせると、どちらの道にも行きます。

 

しかし、水がある方に行った
寄生されたコオロギは、
100%近くが水に飛び込んでしまうのです。

 

寄生されていないコオロギは
水のある出口に入っても
水には飛び込みません。

 

研究者は、出口に置かれた水の反射光に
コオロキギが反応しているのではないか
と考えて、水を置かず
光だけでも反応するかという実験も行いました。

 

その結果は、寄生されたコオログは
光に反応してそこに向かって進んだそうです。

 

更に同じ研究チームは、2005年に
寄生されているコオロギの脳の蛋白質を調べたのです。

 

その研究では、
寄生されている個体、
寄生されていない個体、
寄生されているが
未だ行動操作を受けていない個体、
寄生されて尻からハリガネムシを出した後の個体
にわけて脳の蛋白質を比較分析しました。

 

その結果、寄生されて
行動操作を受けている
コオロギの脳内のみで、
特徴的な蛋白質が複数発見されたのです。

 

その蛋白質は、
神経の異常発達や、場所認識、
光への反応に関する行動に関係する
蛋白質と似ていることがわかりました。

 

しかもそれらの蛋白質には、
コオロギが本来持っているものではなく、
ハリガネムシが作ったと思われる蛋白質もあったのです。

 

このような研究により、
ハリガネムシは寄生したコオロギの
神経系統を妨げ、異常な行動をさせて
コオロギの光への反応を変え、
水に近づいたら飛ひ?込むように
マインドコントロールしているのではないか
と考えられます。

スポンサーリンク

ハリガネムシは人間に寄生するの?

ハリガネムシというのは、
本も読まずインターネットも使えない
下等生物のくせに、
人間でさえ簡単にはできない
マインドコントロールなどという
高等技術を使っています。

スポンサーリンク

 

その寄生する宿主は、
主として水棲の昆虫類ですが、
時にはイワナなどの魚類にも
寄生します。

 

ではハリガネムシは
人間には寄生しないのでしょうか?

考えてもみてください。

 

水辺で遊んでいたあなたは、
ふと指先に違和感を覚えます。

 

しかし、指先を見ても特に異常はありません。

 

それから数週間後、
そんなことがあったことさえ
忘れていたあなたは、

急に橋の上から川に飛び込みたくなります!

 

「こんな所で水に飛び込んだら死ぬぞ!」

と必死にその衝動を抑えようとするのです。

 

しかし、水に入らなければという衝動には
抗しがたく、あなたは水に飛び込んでしまいます。

 

水に溺れて死んで行く
あなたの肛門からは、
1メートルもある細長い虫が
ジュルジュルと・・・

 

どうです?

 

怖くはないですか?

 

一般的には、

ハリガネムシは人間には寄生しない

とされています。

 

あくまでも『一般的には』です。

 

実際に人間に寄生した例も数十例ある

からです。

 

こんな例があります。

 

ある寄生虫の研究者の所に
娘が吐いたという、
寄生虫を持った男性が訪れました。

 

その虫を見ると明らかに
ハリガネムシなのです。

 

男性の話では、親子は東北在住で
5歳の娘はよく川で遊んでいたそうです。

 

その間になにかのきっかけで
ハリガネムシが
娘の体内に入ったのだろうと
研究者は考えたそうですよ。

 

尚、人間はカマキリでも
カマドウマでもありません。

 

身体の構造も脳の内容も、
昆虫とは全く異なります。

 

なので、カマキリと同様に

マインドコントロールされることはまずない

だろうとのことです。

 

よかったですねえ・・・

マインドコントロールする生物

実は
他の生物をマインドコントロールする生物は、
他にも数種います。

 

例えば、エメラルドゴキブリバチは
ゴキブリの脳に針を刺し、
その意思決定過程を奪ってしまう
特殊な物質を注入するのです。

 

まず最初にゴキブリの胸を刺し、
毒で前肢を数分間分間麻痺状態にします。

 

ゴキブリが抵抗できない間に、
ゴキブリの脳に特殊な物質を注入します。

 

するとゴキブリは
自分の意思では動けない
『寡動』という状態になってしまいます。

 

更に怖いのは、
この『寡動』状態では、
自分の意志では動けないのに、

他の生物に誘導されれば動ける

という点です。

 

つまり寡動は麻痺ではないのです。

 

その後、エメラルドゴキブリバチは
ゴキブリの触角を引っ張って
自分の巣穴まで歩かせます。

 

そして、巣の中で
ゴキブリの体内に卵を産み付けます。

 

体内で孵化した幼虫は、
ゴキブリの体内を餌にして成長していきます。

 

数日してゴキブリの中味を食べ尽くして、幼虫は外に出るのです。

 

最も怖いのは、この時まではゴキブリは生きていることです。

 

つまり生きながら
自分の内臓が喰われていくのを
なすすべもなく見守るしかないのです。

 

これは怖い!

 

自分が同じように
体内に卵を産み付けられ、
生きながら啖われて行くのを
見守るしかないとなったら、
通常の人間なら発狂するでしょうね。

 

でも当人にとっては、
発狂した方が幸せかも知れませんよ・・・

 

ハリガネムシのグロ画像と動画集

この項をお読みになる前に、
一言おことわりを致します!

 

以下の画像と動画は、
掛け値無しにグロイです。

 

心臓の弱い方
グロに敏感な方は
見ないことをお勧めいたします。

 

心臓マヒや脳卒中、
あるいは熱中症の危険があります!

カマキリの解体図です。

 

こちらも解体図です。

 

こちらは動画ですので、
さらにショッキングです。

 

ご注意を!

キモイ!

 

カマキリのお尻からニュルニュルと・・・

 

これもニュルニュル・・・

 

怖いものグロイものが
お好きな人だけどうぞ!

よくまあ、こんなものを手に
乗せられますね。

 

 

結び

見た目もグロいが、することは更に不気味。

 

それがハリガネムシです。

 

カマキリやコオロギなどに寄生して
マインドコントロールし、
無理やり水の中に飛び込ませます。

 

そして水中で溺れ死んだ
カマキリの体内から
ニュルニュルと這い出すのです。

 

恐ろしいことに、希ではありますが
このハリガネムシは人間にも入り込むことがあるそうですよ。

スポンサーリンク