といえば

春といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!

こんにちわ!

春は出会いと別れの季節。

入学式や入社式など新生活が始まる人も多いのではないでしょうか??

今回は「春といえば」というのについて大量に紹介してきます!!

ちなみに今回の記事は

3月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!

4月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!

5月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!

の記事を編集したものですので詳しい月々のものを見たい人は見てくださいね!

春のイベントといえば

ひな祭り(3月3日 )

「あかりをつけましょぼんぼりに~ お花をあげましょ 桃の花~♪」

というわけで、今日は楽しいひな祭りです。

男の子の端午の節句に対して、桃の節句であるひな祭りは、女の子のすこやかな成長を祈る行事ですね。

ひな祭りの起源がいつなのかにいては、定説はありません。

しかし、平安時代の京では貴族の子女の遊びごととして、行われていたとする説もあります。

その当時も現在同様に、小さな御所風の『屋形』を飾っていたようです。

その頃からひな祭りは儀式ではなく、遊びとして行われていたようで、平安時代には紙で作った人形(ひとがた)を川へ流す『流し雛』がありました。

江戸時代になると、女の子の『人形遊び』と節句の儀式が結びつき、全国に広まりました。

これがひな祭りの原型と考えられています。

ひな祭りにひな人形を飾るのは、ひな人形に女の子の穢れを移して、身代わりとして災厄をひき受けてもらうためなのです。

昔の人形や流し雛の風習もそれによるものなのですね。

ひな雛祭りは祝日でないのですが、なぜなのでしょうか。

江戸時代では、ひな祭りは五節句のひとつとして、祝日だったとされています。

ところが、1873年の新暦採用で、ひな祭りを含む五節句の祝日が廃止となりました。

その後、新たに子供のための祝日を作ろうという案が持ち上がり、3月3日説や4月1日説もあったのですが、結局男女併せたこどもの日の祝日が、5月5日に決まりました。

こちらは、「あかりをつけましょぼんぼりに~ お花をあげましょ 桃の花~♪」の歌に合わせたひな祭りの動画です。

ホワイトデー(3月14日)

ホワイトデーとは?

これは、男性が女性にバレンタインデーのお返しをする日です。

つまり、義理チョコを貰ったから、そのお返しをする、というわけですね。

義理チョコでさえ縁遠い私には、縁のない日なのです。

お返しの品には、チョコレート、キャンディ、マシュマロ、クッキーなどお菓子類が一般的ですが、花やアクセサリーなどのお返しも結構あるようですね。

ホワイトデーの風習は、日本とその周辺の中国、台湾、韓国など東アジアの一部のみで、欧米には全くありません。

恐らくは名前さえ知らないだろうと思いますよ。

欧米人「ホワイトデー? なにそれ、うまいの?」

ホワイトデーの起源ですが、これには数説あります。

エイプリルフール(4月1日)

エイプリルフールとは、

太陽が西から昇り、沖天に達すると「もう疲れちゃったから」と引き返し、たっぷり昼寝してから西に没する日

なのです。

つまりそういうことですね。

4月1日は、「嘘をついても良い日(但し実害のないものに限定!)」とされています。

だったらお前は一年中4月1日じゃないか、というのも4月1日です。

この風習はイギリス起源らしいですが、イギリスでは嘘をついても良いのは午前中までとされています。

他の国では一日中OKが普通のようですね。

日本では、『四月馬鹿』と呼ばれますが、中国では『愚人節』、フランス語では『プワソン・ダヴリル(Poisson d’avril 四月の魚)』など、各国で様々な表現があります。

アンサイクロペディアというサイトがあります。

これはウィキペディアのパロディサイトで、つまりは『一年中が4月1日』のサイトなのです。

私の大好きなサイトですが、重いのが難です。

ジョーク好きの人にはお勧めです!

常に真実以外の何ものも書いてないアンサイクロペディア

こんなことを書いている人がいました。

また、エロゲー会社もこの日の為に渾身のネタをアップデートしたりする。

その為のムービーやゲームを作る会社も出てくる始末であり、「その熱意をゲーム本編にも傾けてくれよ…」とは誰もが思うことである。

み、耳が痛い・・・

こちらはアドビ社の驚異的新製品、なんと『飲むPhotoshop』です!

お花見(4月)

お花見とは、広義には花を愛でること全てを意味しますが、単に『お花見』だけなら、桜の花を見ること、或いは桜を見ながらの宴会を指すのが普通です。

桜の花は、東京では3月末から4月始めにかけて咲きますが、日本の北と南では桜の開花は数ヵ月の差があります。

そのため、桜の開花する期日を指して、『桜前線』などという言葉が作られたりします。

日本人の桜好きは、他の国の人から見れば異常なのかも知れませんよ。

日本でのお花見は、奈良時代の貴族の行事が起源といわれています。

万葉集や古今和歌集にも桜にまつわる多数の歌が収録されていますし、花=桜の意識がこの頃から定着していたようですね。

お花見が現在のスタイルになったのは、江戸時代以降のようです。

江戸で最も名高い花見の名所は寛永寺でしたが、寛永寺の中でどんちゃん騒ぎはできません。

そのため、徳川吉宗が浅草の墨田川の堤や、飛鳥山に桜を植えさせ、そこが江戸の花見の名所となりました。

これらの場所は、現在でも花見の名所ですね。

今年2018年は、冬はやたら寒かったのに、3月になると急に暖かくなり、4月には真夏日(気温30度以上)や夏日(気温25度以上)の日が続くなどし、桜も例年より10日近く早く咲いてしまいました。

このように桜は天候によっても開花の時期が左右されますし、桜の咲く頃は花粉の時期でもあります。

そのため、外的条件に左右されないお花見として、

エア花見

などというものができました。

これは屋内に桜の生花や造花を飾り、天候気温にかかわらずお花見が楽しめるというものです。

このスタイルは、近年急速に普及してきていて、将来的には或いは『リア花見』より盛んになるかも知れませんよ。

『リア花見』という言葉は、今の所はないようですが、いずれできるのでは?

その他のエア花見としては、今流行りの『VR』(バーチャルリアリティー)による花見や、4k画像+匂い付きの超リアルな映像発信も、近い内に出てくるでしょうね。

花見の名所・定番の上野公園の花見です。

入学式(4月上旬)

入学式とは、学校に入学した時に行われる行事で、新入学を歓迎しお祝いするという行事です。

日本では年度替わりが3月の最終日なので、入学式は4月始めに行われるのが常ですが、桜が咲くと同時に新入学ということで、入学者の記憶にも桜と重なりあって強く残るようですね。

もっとも欧米では秋(主として9月)の行事で、日本スタイルの春の方が遙かに少ないようです。

この半年間のずれで、日本と諸外国との間の留学は、学年の途中で移動することになり、学業も中途半端になりやすいなど、弊害もあります。

こちらは入学式の動画なのですが、制服がなんと『アルマーニ』です。

ファッションショーでもアルマイニ(笑)

GW(ゴールデンウィーク)

というわけで、まずはGW(ゴールデンウィーク)です。

4月末から5月始めにかけて、多い時には9連休と長いお休みがあります。

社会人・学生を問わず大歓迎の筈です。

しかし、家族に「どこそこに連れて行け」とか、「連休中にはこれこれのことをしておけ」とか迫られるお父さんにとっては、あまり歓迎できないこともありますね。

運動会

こちらは子供には待ち遠しい日です。

もっとも運動音痴の子供には、苦行の日となります。

さらにはお休みには寝て過ごしたいお父さんにとってても、苦行の一日でしょう。

運動会については、こちらの記事もどうぞ!

運動会の競技でおもしろで盛り上がるのは?幼稚園や保育園、小学校では?

運動会の保護者の競技でおもしろくて盛り上がり子供が喜ぶのは?

運動会の差し入れでの招待された時のおすすめで定番なものは?

鯉のぼり

鯉のぼりといいますと、まず頭に浮かぶのがこの歌です。

甍(いらか)の波と 雲の波

重なる波の 中空(なかぞら)を

橘(たちばな)かおる 朝風に

高く泳ぐや 鯉のぼり

いかにも爽やかで勇壮、少年時代の気持ちの高ぶりを思いだしてしまいますね。

5月にちなんだアイテムとしては、5月人形もあるにはあるのですが、5月といえばやはり鯉のぼりという人の方が、遙かに多いようです。

菖蒲湯

5月5日のこどもの日には、菖蒲湯に入りますよね。

この菖蒲湯の湯来、いや由来は、中国では菖蒲湯は漢方の湯治療だった、ということにあるそうです。

中国での菖蒲湯は『蘭湯』というもので、華のランとは関係ありません。

しかし、日本にはこの『蘭』はほとんどないので、どこでも入手できる菖蒲が代用され、定着したといわれています。

もう一つ、菖蒲(しょうぶ)は『尚武』や『勝負』と同じ音なので、縁起を担いだということもあったようですね。

潮干狩り

潮干狩りが出来るのは特に5月に限りませんが、3月や4月では未だ水が冷たいので、水温む5月が潮干狩りの月となったのでしょう。

有料ではありますが、お持ち帰りOKの潮干狩りも多く、東京近辺でも手軽に楽しめます。

あさりの味噌汁やつくだには、私の大好物です。

5月といえばには関係ありませんが・・・

三社祭

日本三大祭の一つとして、お祭り好きのみならず万人に知られている三社祭。

その三社祭は毎年5月に行われますが、祭りの期間中は150万人を越える人々が浅草に集まり、浅草の街は熱気と興奮で溢れかえります。

東京下町の心意気は、『いなせ』(伊達でスマートでかっこよいの意)と『侠』(義理と人情とやせ我慢)

ですが、この心意気は現代の下町の人々にも受け継がれています。

そのいなせと侠の心意気が具体的な形になったのが、三社祭なのです。

まず第一日には、お囃子屋台や鳶頭木遣り、びんざさら舞に白鷺の舞などが、華やかに浅草の町を練り歩きます。

二日目は町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)です。

これは浅草神社の氏子である44カ町の町内神輿100基余りが、浅草寺本堂裏広場に集結します。

そして、1基ずつ発進して浅草神社でお祓いを受けた後、それぞれの町会へ戻って行くのです。

三日目が三社祭の目玉である『本社神輿各町渡御(ほんしゃみこしかくちょうとぎょ)』です。

重さが約1トンもある巨大な本社神輿三基が、浅草の各町内を練り歩くのですが、

早朝に浅草神社から出立する『宮出し』と、一日練り歩いて暗くなった夜に、浅草神社に戻る『宮入り』 

が、三社祭のハイライトですので、お見逃し無きよう!

但し、この三社祭では毎年のように観客にも怪我人が出ますので、くれぐれもご注意を。

ちなみに、この『三社祭』という名前の由来は、飛鳥時代(西暦682年)に始まります。

春といえば

卒業式

意外なことに、卒業式という行事があるのは、日本と韓国位で、欧米にはないようなのです。

とはいえ、級友と涙ながらの別れや、先生との蛍雪の別れなど、おセンチ好きの日本人には性に合っているのかも知れませんね。

蛍の光は、『仰げば尊し』と共に、卒業式の定番です。

蛍の光の元歌は、Auld Lang Syne(スコットランド語)というスコットランド民謡で、英語では”Old long ago”つまり 『遠い昔』という意味になります。

歌詞は有名な詩人のロバート・バーンズによるものです。

蛍の光 窓の雪

書読む月日 重ねつつ

いつしか年も すぎの戸を

開けてぞ今朝は 別れゆく

イースター

イースターとは、キリスト教でもっとも重要な行事であり、『復活祭』が正式な名称です。

これは、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念するもので、多くの教会で特別な礼拝が執り行われます。

その復活祭の日は、固定された日時ではなく、基本的には

春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日

に行われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。

イースターという名前の由来は、ゲルマン神話の春の女神『Estore』からきているそうです。

イースターのシンボルとして有名なものに、『イースターエッグ』と『イースターバニー』があります。

卵は、生命が殻を割って生まれてくる様子が、キリストの復活を表していることからで、兎は多産であるため、豊穣と繁栄の象徴ということです。

復活祭は、現在でもクリスマスやハロウインよりは、遙かに宗教的要素が強く、馬鹿騒ぎの類はほとんど見られないようですね。

ワルプルギスの夜(4月30日)

ワルプルギスの夜は、日本では『まどマギ』に登場することで有名ですが、本来はドイツや北欧の伝説の日なのです。

古代には、ヨーロッパの北部(ドイツ・フランスの北部以北)にはケルト人が住んでいました。

その後、古代ローマのCaesar(シーザー)などに追われて、ケルト人達はアイルランドやフランス西部など移り住んでいきました。

その古代ケルトでは、バルティナあるいはケートハブンと呼ばれる春の祭りが5月1日にありました。

この祭りの前夜がヴァルプルギスの夜と呼ばれ、魔女たちがサバトの宴を開くという伝説なのです。

サバトとは、古代ヨーロッパで信じられていた魔女や悪魔崇拝の集会のことを指します。

ドイツの伝説では、魔女たちがブロッケン山で大規模な祭を催して、春の到来を待つということです。

ゲーテの『ファウスト』でもこのヴァルプルギスの夜は題材として取り上げられており、又ヒトラーが自殺したのも1945年の4月30日と、ヨーロッパでは広く関心を持たれているようですね。

くらやみ祭り

くらやみ祭りとは、東京・府中市にある大國魂神社のお祭りなのですが、その名称の由来は、

昔は「貴いものは見るべからず」という慣例があり、このお祭りでも神事を見せないようにと夜に行われた

ことからだそうですよ。

そのため、昔は街の明かりを全て消し、暗黒の中で神事が執り行われたそうです。

現在では六張もの大太鼓と八基の神輿が練り歩く、華やかなお祭りとなっています。

根津神社のツツジ祭り

この文京区の根津神社のツツジ祭りは、三社祭や神田祭のような古い伝統を持つお祭りとは違います。

根津神社の境内には、約100種、3,000株のツツジが植栽されていて、毎年5月になると色鮮やかな花を咲かせます。

その花を見るために多くの人が集まるようになり、いつしかお祭りとなったようですね。

地元のための一種の観光事業みたいなものでしょうか。

境内は高低差を生かした立体的な作りになっていて、その斜面にツツジが満開となり、本格的な春の訪れを告げるのです。

春の生き物といえば

ヒヨドリ

ヒヨドリは里山や公園など、ある程度樹木のある環境に多く生息しています。

ヒヨドリという名は、鳴き声が「ヒーヨ! ヒーヨ!」などと聞こえためと言われていわれています。

ツバキなどの花の蜜を好み、ツバキの木にずっと陣取っていて、花の蜜を求めて飛来するメジロなどを追い払ったりもします。

又、人間をあまり恐れず、庭先にミカンやリンゴなど果物を置いておくとすぐにやって来たりもします。

甘いもの好きなんですね。

秋には北海道から多数のヒヨドリが本州、四国、九州へ渡ってきます。

源氏と平家の戦いでは、一ノ谷の戦いという戦があります。

源義経が、

鹿は四足、馬も四足 鹿が通って、馬が通れぬはずはない

とひよどり越えの逆落としを敢行した急斜面を、『ひよどり越え』というのも、そこが春と秋のヒヨドリの渡りの場所になっていたことからです。

キジバト

別名をヤマバトとも言います。

全長は約33センチとかなり大きい鳥ですね。

人家周辺や公園の林、盛り場の街路樹にまで巣をつくり、子育てをして話題になるほど、人間を恐れない鳥なのです。

巣は下から見上げると卵がすけて見えるほど雑ですが、体の割に小さめな卵を二つしか産まないのです。

ブドウ色の体に、背中のウロコ模様、首には三色の縞模様と、中々目立つ鳥です。

又、鳴き声が独特ですが、こちらはキジバトの鳴き声の動画です。

ツバメ

ツバメほど人間に身近な鳥は少ないでしょう。

日本では、害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされ、ツバメを殺したり巣や雛に悪さをする事を禁じていました。

又、その巣は民家の軒先など人が住む所に作ることが多く、そのこともツバメが人間にとって身近となった理由の一つでしょう。

その理由は、カラスなどの天敵が近寄りにくいからだそうですが、現在でもツバメの巣を壊したりすると咎められますね。

ツバメの名を冠した言葉や、言い伝えなどが多いのも、人に親しまれている証拠ですね。

その代表的なものには、

  • 燕返し 佐々木小次郎の剣法で、ツバメの急旋回から名付けられたとされる
  • 飛燕 旧陸軍の三式戦闘機の愛称
  • つばめ号 列車の愛称。 以後の列車愛称のはしり
  • 燕尾服 男性の夜の正礼服 上着の裾がツバメの尾に似ていることからこの名がつけられた
  • 『燕』 女性(大半は年上の)に養われている若い男

又、「燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知らんや」ということわざもありますね。

これは史記からのもので、

ツバメ(燕)やスズメ(雀)のような小さな鳥には、オオトリ(鴻)やコウノトリ(鵠)のような大きな鳥の志すところは理解できない(小人物には大人物の考えや志はわからない)

ということわざです。

もう一つ、『雀孝行』という話もあります。

昔々、燕と雀は姉妹でした。

ある時、親の死に目に際して、雀はなりふり構わず駆けつけたので、死に目に間に合ったのです。

しかし燕はお化粧をしたり、服を選んだりしていたので親の死に目には間に合いませんでした。

その後、神様は親孝行の雀には五穀を食べて暮らせるようにしたのですが、親不孝な燕には虫しか食べられないようにしました。

という説話、早く言えばお説教です。

カワラヒワ

全長14センチと小柄で、色は濃い肌色又は茶色、太めのくちばしで翼と尾に黄色の斑があります。

食べ物は草の種子などが主ですが、雛には昆虫など与えているようです。

このカワラヒワの特徴は、『集団お見合い』です。

秋になると、数十羽から数百羽のカワラヒワのオスとメスが集団でお見合いを始めます。

メスへの求愛の順番は、オス同士の戦いで決まるので、強いもの勝ちということですね。

春のお花といえば

チューリップ

3月の花の代表はチューリップで決まりでしょうね。

その名前の由来は、ペルシャ語の『tulipan(ターバン)』が 語源といわれています。

このチューリップは、トルコのオーストリア大使が、最初にヨーロッパに紹介したのです。

大使が初めてこのチューリップを見た時に、通訳に花の名前を尋ねたのですが、通訳が「自分が頭に巻いているターバン(チュルバン)に似ているもの」と答えたそうです。

それにより、チュルバン-チューリップという名前で知られるようになったのです。

現在では、チューリップといえばオランダですが、そのオランダではチューリップバブルの時代があったそうですよ。

1635年頃と1732年頃の2回に渡って、チューリップの球根が投機の対象になり、1つの球根が1つの工場と同じ価格だったとさえ言われています。

チューリップはオランダ、ベルギー、トルコ、アフガニスタンなどの国花であり、日本でも新潟県と富山県の県花となっています。

馬酔木(あせび)

和名は『馬酔木』という変わった名前ですが、これは

『馬』が葉を食べると毒に当たり、『酔』ったようにふらふらする『木』

というところからのネーミングということです。

あせびは有毒植物で、葉には殺虫剤に利用される『アセボチン』という成分を含んでいます。

多くの草食動物は食べるのを避けるので、草食動物の多い地域では、この木が多くなります。

『あせび』は、馬の足がなえることから『足癈(あしじひ)』となり、さらに変化して『あしび』、そして『あせび』となりました。

古くから人々に親しまれてきた花だけに、万葉集などでも『あしび』として何首かで読まれています。

スズラン(鈴蘭)

『君影草(きみかげそう)』や『谷間の姫百合』というロマンチックな別名があるように、その美しさ可憐さは、春の花の中でも一二を争います。

学名は『Convallaria keiskei』ですが、この『keiskei』は、明治始めの植物学者『伊藤圭介』さんからのものです。

バルザックの小説にも同じ名前のものがありますね。

しかし、このスズランは有毒なのです。

コンバラトキシン 、コンバラマリン 、コンバロシド などの強心配糖体を含み、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、最悪の場合には死に至ります。

スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを間違えて飲み、死亡した例さえあるそうですよ。

又、北海道で山菜として有名なョウジャニンニクと似ているため、間違えて食べて中毒した例もあります。

外見の可憐さ美しさとは裏腹に、怖い花なんですね。

レンゲソウ(蓮華草)

ゲンゲ、レンゲとも言います。

湿地帯に良く咲く花ですが、春の野の花の代表格ですね。

中国原産で、『蓮の華に似た草』が名の由来のようです。

おつゆをすくう時に使う『れんげ』の名も、その形が蓮の花びらに似ているところからのものです。

ギリシア神話にはこのレンゲソウにまつわる神話があります。

ある時、姉妹が祭壇に捧げる花を摘みに出たのです。

ところが、姉のドリュオペは、妹のニンフが変身したレンゲソウを誤って摘みとってしまい、妹の代わりにレンゲソウになってしまいます。

そして、「花はみな女神が姿を変えたもの。もう花は摘まないで」と言い残したというお話です。

カーネーション

言うまでもなく母の日の花です。

母の日は、毎年5月の第2日曜日ですが、母の苦労に感謝し、母への愛を表すのが、カーネーションの花なのです。

その起源は1905年頃になります。

アメリカの『アンナ・ジャービス』さんという女性が、母が亡くなった時に、教会で母が好んだカーネーションを捧げ、また参拝に来る人々にも配ったのです。

こうして5月の第2日曜日には、カーネーションを贈るという風習が定着したわけですね。

バラ

バラは花の中の花として、美しさと厳しさ(トゲ)を併せ持つ存在です。

バラの花言葉は、本数や色によって違いがあるのです。

1本は「一目ぼれ」「あなたしかいない」。

2本は「この世界は二人だけ」

108本は「結婚して下さい!」

999本は「何度生まれ変わってもあなたを愛する」。

などなどです。

それにしても、色で違うのはわかりますが、本数で意味が変わるとは知りませんでしたよ。

すずらん(鈴蘭)

『谷間の姫百合』というロマンチックな別名もあるすずらん。

鈴蘭の名前通りに、鈴のような外見をしています。

ところが、このすずらんは可憐な外見にもかかわらず、有毒なのです。

花言葉は「意識しない美しさ、純粋さ」で、フィンランドの国花でもあります。

春の食べ物といえば

ハマグリ

静岡県の駿河湾でとれた、天然活生のはまぐりです。

ハマグリの貝の殻は、元のもの以外とはぴったり合いません。

いつまでもワンセットのままで・・・ということですね。

結婚式でハマグリの吸い物が出ることが多いのは、そのためだそうです。

貝は日本人には太古から親しまれていた食材で、いまでも各地に貝塚などが残っていますね。

その日本人の味をお楽しみください。

あさり

はまぐりと間違えそうなくらい大きなあさりなのです。

このあさりは、なんと北海道の風蓮湖近くの、地元漁師さんが『発送責任者』なのです。

産地直送どころか『漁師直送』なんですね。

当然『純国産』の安心あさりです!

さざえ

島根半島直送のサザエです。

刺身、サザエご飯など色々な食べ方がありますが、やはりさざえといえば壺焼きでしょう。

磯の香りとギンナンの取り合わせもグッドですよ。

かずのこ

北海道産の国産かずのこです。

かずのこの特徴であるパリポリ感がたまらない塩かずのこは、化粧箱いりなので贈答用としても使えます。

北海道井原水産の特選品です。

めばる

淡路島産の黒めばるの活きじめです。

淡路島で水揚げされた黒めばるを、活〆処理のうえ、水揚げ当日に発送しています。

全て活〆処理していますので、身離れがよく臭みがなく、煮付け、塩焼き、お刺身などなんでも美味です。

さわら

こちらも淡路島産のさわらです。

淡路島の由良漁港では、さわらは全て釣りにより水揚げされ、船上で活きじめされます。

そのため新鮮で、タタキは勿論刺身にもできますよ。

尚、タタキにした商品もあります。

新茶

『新茶』とは、その年の

最初に生育した新芽を摘みとって作ったお茶

のことを言います。

新茶はお米や桜と同様に、南の暖かい土地(九州など)から摘みとりが始まり、次第に北上して行きます。

お茶の呼び方には、新茶以外に、一番茶、二番茶、三番茶などがあります。

一番茶は新茶と同じもので、二番茶は新茶(一番茶)の後に摘みとられる茶葉から作ったお茶、三番茶はその次の茶葉からのお茶、ということになります。

新茶の良い所は、さわやかですがすがしい香りに尽きます。

又、新茶はその後のお茶に比べて、苦み成分のカテキンやカフェインが少なく、旨みや甘みの成分であるアミノ酸が多いのです。

新茶独特の甘さ、柔らかさはそのためなのでしょうね。

端午ソバ

江戸時代から、5月5日の端午の節句(こどもの日)には、『端午そば』を食べる習慣がありました。

端午そばの最古の記録として、元禄8年(1695)に日光東照宮に端午の祝儀としてそば粉が献上されたとあります。

これは恒例の行事となっているので、この献上のそば粉でそばを打ったのでしょうね。

又、5月は菖蒲の季節でもあり、菖蒲の葉をそばに加えた菖蒲麺というものもあるそうですよ。

柏餅

5月の食べ物としては、新茶とならぶ定番です。

柏餅を食べる時ですが、皆さんは葉っぱごと全部食べてしまいますか?

それとも、葉っぱを全部取って、中味だけを食べますか?

この大問題?が意外に論争になっているらしいのです。

そもそも柏餅の葉っぱは食べられるものなのでしょうか?

これは食べて食べられないものではないが、一般的には食べないものとされているようですね。

葉っぱの部分には独特の苦みがあり、折角の柏餅の甘みが打ち消されてしまいますので、葉は取ってから食べた方がおいしい、ということになります。

とはいえ、頑強に「食べ物は器だけ残して、後は全て食べるものだ」と主張する人もいて、この論戦は中々決着がつかないようですよ。

春の果物といえば

イチゴ

こちらはイチゴの王様『あまおう』です。

あまおうは、『あまいおうさま』ということではなく、

『あ』まい 『ま』るい 『お』おきい 『う』まい

からの名前なんです。

台湾や中国でもあまおうは富裕層には大人気で、銘柄指定で買う人も多いようですね。

リンゴ

青森県産サンふじリンゴは、リンゴのトップ品種の一つです。

甘みと酸味のバランスがよく、果汁が豊富でとってもジューシィ、その上シャキシ
ャキとした歯ごたえもよく、大人気なのです。

こちらのお店では、専用の近赤外線使用の選別機や、保冷用として特殊なリンゴ専用の冷蔵庫なども完備しています。

びわ(枇杷)

びわはさっぱりした甘みで初夏に相応しい果物ですね。

こちらは爽やかで水気タップリの長崎びわです。

トロピカルフルーツの濃い味とは対照的な、日本の味なのです。

長崎県の『長崎早生』、『茂木』などの品種を、ハウス栽培しています。

ナツミカン(夏みかん)

こちらもさっぱり型の果物の代表、夏みかんです。

ほのかな甘みと適度な酸っぱさで、爽やか感倍増!

和歌山産の農家からの産地直送となっています。

勿論完全無農薬です。

ビワ

ビワは最近ではあまり知られていませんが、これも初夏の果物の代表です。

特に若い人にはあまりピンと来ない果物ですが、食べてみずみずしく、メロンやマンゴーより品の良い、ほんのりとした甘みのある果物なのです。

ビワは種が大きく、食べるところが少ないと敬遠されがちですが、現在は大玉の品種が増えていますので、十分な食べ応えがあると思いますよ。

品種としては、『茂木』や千葉の房州びわに代表される『田中』、『大房』がメインでした。

しかし最近では、長崎県の『長崎早生』、『甘香(福原早生)』や『なつたより』、『涼峰』」などの新品種が次々と出荷されています。

こちらは皇室に献上した実績を持つ房州ビワです。

さくらんぼ

さくらんぼは桜の木になる実なのですが、ソメイヨシノなどの観賞用の桜ではなく、イヨウミザクラ やスミミザクラなどになります。

さくらんぼは英語では『チェリー』ですが、アメリカンチェリーなどとはまるで違う味ですね。

はんなりと上品に甘く、くどくない飽きない味なのです。

さくらんぼは見た目が非常に可憐で愛らしく、味も上品なのですが、栽培はかなり難しいそうです。

苺のように何処でも作れるというわけではなく、栽培できる地方も限られているので、収穫できる量は非常に少ないのです。

つまり高級果物なのですが、その代表格が佐藤錦(さとうにしき)です。

佐藤錦は『ナポレオン』と『黄玉』の交雑種ですが、『赤いルビー』という別称があるほど有名な品種となっています。

こちらは佐藤錦の本場、山形産の産直品です。

最後に

今回は春について紹介してきました!

実は私が一番好きな季節なんですよね。

ただ花粉症が、、というのはまぁ無視しましょうか。笑

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