鴨の引っ越しはなぜ危険なのに行われる? 海外の反応はどんな?

鴨の親子が道路を横断する姿は

誰もがテレビなどで見たり、聞いたり、

中には「生で見たことがある」

なんて人もいるかもしれません。

 

 

時には、道路を横断する鴨が

安全に道路を横断できるように

警察官が交通整理を行ったりする場合も

あるのです。

 

そんな鴨の親子が、なぜ

道路を横断するような危険な引越し

をするのか皆さんはご存知ですか?

 

また、日本国外の人から見た

鴨の引っ越しについてどのような考えを

抱いているのかをご紹介いたします。

鴨はどんな生き物?

 

まずは、本題となる鴨とは

どんな生き物なのかをご紹介していきます。

 

野生種では生息数や、生息地の減少により

ワシントン条約や日本渡り鳥保護条約により

適用を受けている種類も多く、日本では

鳥獣保護法において狩猟可能な種類と

時期、地域、猟具が定められています。

 

また、日本では主にカルガモ、オシドリなどが

一年を通して生息しており

日本全国の川や湖などで見ることができます。

 

また、鴨はキジなどと同じく

子供を守ることはしますが

餌を与えることはしないのです。

 

ですので、鴨は卵から孵るとすぐに

歩くことができるようになり

餌の取り方などを教えるだけで

与えることは基本的にないのです。

鴨の引っ越しはなぜ行われる?

 

さて、鴨はなぜ引っ越しをする

のでしょうか?

 

その理由は

鴨の餌や卵を産む際の習性

に隠されているのです。

 

鴨の餌は主に水草なので、

ずっと同じ場所にいると

エサがなくなってしまうため

引っ越しが必要になるのです。

 

また鴨は必ずしも水辺で

卵を産むとも限りません。

 

それはなぜかというと

鴨は人目のつかない場所で

卵を産む習性があるため

あえて何kmも水辺から離れた場所で

卵を産む場合もあるのです。

 

水草などを主な餌とする鴨は

卵から孵ってからは餌や安全面の

関係から水辺に引っ越すことも多々あります。

 

水辺で孵った鴨も

池などであればやはり

餌不足になってしまいますので、

引っ越しが必要となるのです。

 

また、鴨だけに限りませんが

ヒナのころは陸地にいることが

ほとんどなので外敵に襲われる危険が

非常に高く、同じ場所に長期間

とどまっていると、外敵に居場所を

突き止められる危険性が高まります。

 

定期的に引っ越しをして

外敵からヒナを守っているのです。

 

そういったいくつかの関係から

鴨の引っ越しは行われるのです。

鴨の引っ越しの危険性はどのくらいある?

 

次に、鴨の引っ越しの

危険性についてご紹介します。

 

水辺で孵った鴨は、近くの水草がなくなったら

また少し離れた水辺場所で

暮らすことができます。

 

しかし先ほどもお話しした通り

水辺から離れたところで孵った鴨は

餌や安全面の関係から

水辺まで引っ越しをしなければならないのです。

 

水辺へ帰るためには

道路を渡らなければいけない場合があり

大変リスクを伴うのです。

 

また、田舎のように自然あふれる場所で

水場が近ければ、4m、5mほどしか

移動しません。

 

都会ではなかなか

人目のつかない所を見つけるのは

大変です。

 

3kmも5kmも離れた

人目のつかない場所を

親はひたすら歩いて探しては

卵を産むのでその場所からまた

元の水辺に戻るとなると

とても危険で、リスクを伴うのです。

 

そんな、危険やリスクを少しでも

軽減させるため、日本の警察官は

住民の方の通報などで駆け付け

交通整理を行う場合があるのです。

 

鴨の引っ越しを海外はどう見ている?

 

そんな鴨の親子ですが、海外から見て

鴨の親子が原因の交通誘導について

インターネット上の中国人ユーザーの声は

「日本人はすごすぎる!

「中国は100年かかっても追いつけない」

など警察官に対するコメントがあります。

 

今ではネットでなんでも見れる時代なので

外国人のユーザーも鴨の引っ越しには

驚いてばかりのようですね!

 

日本のように鴨の道路横断のために

警察官が交通誘導をするというケースは、

海外ではあまり馴染みがないことから

賛否両論の声があります。

 

結び

 

いかがだったでしょうか?

 

この記事をお読みいただいて

少しでもご参考に慣れていれば光栄です。

 

動物には、その行動を

しなければならない理由

必ずそれぞれあるので、

やさしく見守ってあげてください。

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